雨の日は読書
平成26年7月31日(木) 午前3時起床。終日雨。最高気温は30℃を下回りました。 夏休みをとりました。映画を見に行こう、パガニーニだ、と決め込んでいました。目が覚めて、面倒くさくなりました。妻に温泉如何と訊きました。ノン。ハイさいだすか。午前中に録りだめてあったTVムービーを2本見ました。デ・ニーロの映画でした。早めの昼は素麺でした。うっ、嫌いな茗荷が入っている。 午睡。目の覚めてからは読書。降り込められて、まとまった時間となりました。芥川全集の1冊を引っぱり出しました。「素戔嗚尊」「老いたる素戔嗚尊」「或敵討の話」など、短編と随筆が詰まっています。既に著作権は消滅、青空文庫で読めますが、こんな日は紙媒体かつ全集本の方がよろしいです。岩波書店1977年刊行、一冊の定価は3,200円。厚い第12巻は3,800円とあります。この全集、私は確か2,000円で購入したはずです。話が逸れました。読み始めて没頭。漕ぎ出して、いっぺんに芥川モードとなりました。読み進めるほどに旧仮名遣いと見慣れぬ語句。辞書を友にしての本内散歩は至福です。 日の暮れて、熱い湯船に我慢して入りました。風呂上がりのビールがうまい。今日の一句文月や降り込められて龍之介今日の写真はその本のも一枚を。歌とともに有名な挿絵がありました。