Clibanarius vittatus
カリブ産のヤドカリとして入荷するClibanarius vittatusです。メキシコ河口の浅瀬でよく見られるようです。乾燥にも強い丈夫なヤドカリさんで、暖かな潮間帯で、数か月生きていくのに適応しています。また、かなり獰猛で小さな二枚貝もこじ開けて食べてしまうらしいです。このヤドカリさんは季節によって、浅瀬から沖合いへ移動します。初夏にオスが、そして秋遅くにメスが移動し始めるようです。冬は沖合いで生息し、春になると浅瀬に再び戻ってきます。カリブ海へ行くことはないかもしれませんが、採集するのなら、春~初夏になりますね。参考文献:Nick Fotheringham:Structure of seasonal migrations of the littoral hermit crab Clibanarius vittatus(Bosc).Journal of Experimental Marine Biology and Ecology, 18 (1), p.47-53, May 1975. ※たまに販売されていて見かけるヤドカリさんなのに、 詳しく知らなかったので調べてしまいました。 ひょっとすると誤訳があるかもしれません。