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テーマ:TVで観た映画(3799)
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冒頭の夢に登場する、美しい野山をSLが走っている風景は、山田洋次監督の理想の世界なのだろう。 志穂美悦子がマドンナということで、これは一度見たことがあり、ほかのものに比べると内容を覚えていた。 長渕と結婚するきっかけになった作品。 しかし、今回、BSで第1作から見直して、ヒロインは、吉田義夫演じる座長の娘だったことが初めて理解できた。 岡本茉利の成長した姿だったのだ。 しかしそれなら、「寅さん」ではなく「車先生」と呼ぶはずだが、それでは寅さんとの間に距離ができてしまうのだろう。 また、子供の頃から各地を転々としていたはずなのに、九州弁が強いのも不思議。 今回気づいたこと。 「会いたい」と言っている美保純が、寅さんと顔を合わせる場面がないことに今回初めて気がついた。 上京したヒロインの仕事が決まるのは、桜井センリが出前をしている姿が伏線になっていた。 さくらが寅さんを見送る場面がない。 自分の恋愛ではなく、他人の恋愛のために奔走する路線がはっきり出ている。 前作「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」から1年休んでの登場。 久しぶりの電話に、さくらが「一年間もご無沙汰よ」と楽屋落ち。 渥美清の体調不良のためかと思ったら、「キネマの天地」のためだったそうだ。 しかし、休んだからかどうか知らないが、渥美清は元気そう。その一方で、タコ社長がやつれて見えた。 楽天ブログランキング←クリックしてください 楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.07 07:54:38
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