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2006.12.25
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カテゴリ:その他の映画
 正直なことをいえば、へんてこりんなところを見つけて笑ってやろうという、卑しい心根で見始めたのである。
 しかし、途中で、制作者の真摯な態度に打たれて見方を変えた。
 変なところはたくさんある。どう見ても日本の風土ではないが、ロケ地が日本ではないので仕方がない。
 いくら何でも、明治になってから甲冑に旗指物はないだろう、とか、食事の時に、家族が同じちゃぶ台についていることはなかろう、とか、気になる点はある。
 しかし、明治初期の風俗を再現するために努力していることはわかる。
 例えば、日本のテレビ局が制作した「西遊記」を中国人が見たらどう感じるかを考えてみればいい。かなり珍妙なものに見えるはずだ。
 日本では、沙悟浄は河童になっているが、河童は中国にはいないので、不思議な姿に見えるだろう。中国で制作されたテレビドラマの「西遊記」では、原作通り色黒の大男になっていた。
 作法や衣装にも変なところがあるはず。
 それを思えば、この映画を笑うことはできない。
 サムライの「武士道」も、いかにも欧米人がイメージしそうな禅問答のようなものになっているのだが、雑多な知識が内分、本質をつかんでいるのではないかという気になった。
 誇りのために生き誇りのために死ぬ生き方がここにある。
 明治政府によって忘れさせられたものを、アメリカ人に教えられたような気になった。

 日本が舞台ということなので、ほとんどの出演者は日本人。
 渡辺謙が中心で、真田広之がそれに次ぐ。私の中では、真田広之の方が俳優としては格が上なのでちょっと不満だったが、銃弾が腹部を貫通しても馬に乗って突進するなど、鬼神のような活躍。
 アメリカ人にも深い印象を残したのではないだろうか。
 中村七之助の天皇は、つり目がちで東洋人らしい顔立ちだからか。

 殺陣はいい。良くできている。きちんとした殺陣師がついて指導しているのがわかる。
 トム・クルーズもよほど練習したものと見える。

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Last updated  2006.12.25 02:02:28
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