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カテゴリ:その他の映画
志村けん急逝のため、急遽、沢田研二主演で撮影された映画。
松竹100周年記念作品ということだが、「キネマの天地」を連想してしまう。 こういう作品を記念作として作りたくなるんだね。小林稔侍は東映育ちだが、そんなことには拘泥していない。 かつて希望を持って映画界に身を置いていた男(沢田研二)。今ではギャンブルとアルコールへの依存のため、家族からも見放されている。 しかし、若い頃にはこんなことがあった、と、過去の話が中心になる。 過去のロマンス、偶然の再会などを経て、リアルな現在に戻るが、奇跡的に希望を感じさせる。 映画を愛し、映画の中に生きようとした男の話になっている。 スクリーンから登場人物が出てくるところは、「今夜、ロマンス劇場で」を思わせるが、バスター・キートンの映画」が元になっていることがセリフで語られている。 パーティーで、東村山音頭を歌い出すところに、志村けんへの追悼の意が込められている。 丁寧に作られた映画なのだが、「松竹だなあ」と思わされる映画だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.04.14 11:16:38
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