|
カテゴリ:教育学 教育論
【偽装工作3/書き直し編】 これこそベタな方法。しかし問題なのはこれが「ベタ」と判断する思考能力が無いことだといつも痛感させられる。 方法は簡単! 授業中に問題を解かされて、何かの答えを回答欄に一応書く。 で、答え合わせのときに間違っていれば、書きなして元々正解だったフリをする。 教える側が黒板なんかに視線を向けているときに書き直すのはまだましかも知れない。 近年は本当に堂々と実行する。 右手に鉛筆、左手に消しゴム…この状態で丸付けに臨んだり、中には間違いを消しゴムで消す手間を省くため、最初から解答欄に何も書かないで赤ペンで「シャッ」と丸をつける音だけをさせておいて、その後で発表された正解の答えを解答欄に書き込む者までおります。 中でも私が一番叱りつけるのパターンがある。 この書き直しの不正を発見して指摘したときに返ってくる信じられない理屈・・・ 実例で紹介しよう。ある数学の方程式の問題があって、その答えが x=-12 だった。 いつも偽装をする1人の生徒が白紙の解答欄に丸をつけて、そのあとでその解答欄に x=-12 と書き込んだ。 「そんな卑怯で意味のない偽装はするな!」と私が言ったときに返ってきた言葉が・・・ 「答えは分かってたけど、書かなかっただけです!」・・・だったんですわ。 後日、その教室のほかの生徒に聞くと、そいつは小学校のときからこの方法で通してきているとのことだったというオマケまでついた実話ですわ! みなさん、どない思わはります? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.06.17 02:23:24
コメント(0) | コメントを書く
[教育学 教育論] カテゴリの最新記事
|