Proverb / Saying 1
『李下の冠、瓜田の履』「りかのかんむり、りでんのくつ」と読む。[李(すもも)の木の下で冠を被り直せば李を盗られると疑われ、瓜(うり)の畑の中で靴を履き直すとい瓜を盗られると疑われる]という意味で中国の故事に由来している。その真意は「人に疑われるようなことはするな。」である。気心知れた仲間や付き合いの古い人ならそれなりに信頼関係もあり、多少のことであれば問題はないだろう。しかしそうでない人達にそれは通用しない。中には自分を疑う人が悪いという論調の人もいるが、それもお門違いだ。原因は常に自分にある。厳しい現実であるがその通りだ。最近この故事を知らない日本人が多くなってきたように思ってしまうのは私だけだろうか?