チキンハンバーグの詩 / エピローグ 6
再三申し上げるが、家族生活はきれいごとは通じない。それは親が年を取り、子供も年をとれば明確に顕著なものになっていく。喧嘩もするだろうし、諍(いさか)いも起こるだろう。しかし時にはこれまで我々子供に注がれてきた『親心』に報いたって罰は当たらないのではないだろうか。言葉でもいい、程度でもいい、それを表現する機会をできるだけ持とうではないか!そして自分以外の人たちにもその機会を持つ手助けするのも、我々ある程度歳をとった人間のある意味責務ではないだろうか。・・・そんなふうに思います。よく思い出してみてください。あなたにもあるはずですよ。親の【有難さ】がこもった、親の【有難さ】を思い出すことのできる何かが!!私にとってのチキンハンバーグは、あなたにとっての何ですか?