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テーマ:ネタ(86)
カテゴリ:ネタ
なんか天気悪いな。と思って天気図見てみたら関東の一部だけみたいですね、天気悪いの。
ま、そういうこともあるよ。 しかし、鳩山政権発足以来見ていてなかなか小気味が良いですね。今朝もニュースで事業仕分けの様子が流れてました。10事業で700億円削減だそうです。 中でも私が普段から関心を寄せている農水省関連のくだらない予算がバサバサと削減されて行くのは実に気分が良いです。 今朝のNHKニュースでチラと流れていた、田舎の景観保全事業みたいなヤツとか、都会と田舎の交流事業みたいなヤツなんて全く下らな過ぎて話にならんぞ。と見ていたら久しぶりに怒りがこみ上げてきた。 その目的は?と問うたら返答に困るようなことに税金使うなよ。最近地方で棚田の保全とかなんとかNPOまで作って補助金タンマリ貰って整備だ保全だと騒いでるけど、アレは絶対におかしいよ。 だいたい、突き詰めてよーく考えてみてよ。 棚田を維持する意味は? -- ノスタルジーでしょ?(減反って騒いでるくせに) 里山を整備する意味は? -- これも殆どノスタルジーじゃない?(いつからそこに人住んでたんだよ) 人の手が入り、整然としていて、「人間の価値観では」美しい里山や棚田が崩壊して荒れ果てて原野に戻っていく・・・・・・「それがなにか?」と鹿も猪も狸も思うのじゃないかね。 里山が荒れると野生動物が住み着き田畑に被害が出るから保全すべきだ、という。そりゃあ生態系のピラミッドのテッペンにいらっしゃる人間が減るんだから野生動物は増えるだろうよ。 被害だと騒ぐんなら都会近くの耕作放棄地に引っ越したらいい。日本の人口は減っていくんだよ?このままの耕作地を維持する意味なんてなくなるんだから。 人口が減れば地方の景観が人の住む前の状態に戻るのは当たり前だろうに。それを昭和のノスタルジックな感傷だけで無理やり、税金使って、機械使って、いいや、地球の限られたエネルギーを使って、維持して行くの? この先ずっと?ここは人間の領地だから動物は入っちゃダメ、って? 不要だよ、どう考えたって。動物どころか100年先の子孫はだーれも喜ばないよ、そんな昭和ノスタルジーな景観なんて。 都会と田舎の交流にしたって、「目的はなに?」と聞かれて農水省の官僚がシドロモドロになっていた。そして「効果は?」と。 驚くべきことに多額の税金を使って効果測定すらしてないようだ。企業ならあり得ないだろ、投資の効果を考察しないなんて。まして測定すらしないってどういうこと?捨てるのと同じ意味だよね、それ・・・・・・・ あーもう、プンプンと。なんだか日頃の鬱憤が爆発しそうだけど、これくらいにしとこうか。読む人はあんま楽しくないだろうしね。 ま、この事業仕分けで廃止されたものでもっと慎重に議論すべきものも中にはきっとあるのだろうとは思いますよ。でもね・・・・ ところでMBAで使われるビジネス用語にゼロベースマネジメントとかゼロベース思考というものがある。 ビジネスでは多分常識だと思うのだが、意味は「既存の枠組みにとらわれずに考える」こと。ま、もう少し分かりやすく説明しよう。 人間の思考というのは過去の経験や習慣、育った環境の常識、つまり因習的な考え方に囚われがちなので、これを一旦全部消してゼロの状態にリセットしてから問題を分析し、解決策を考えると革新的な方法が生まれる可能性があるということだ。 例えば、家計の出費を削減したいがこれ以上は難しいと思った時にこれを使う。日本人なら食事の際に道具(箸やフォーク)を使うのが常識だと思っているのでこれを削減しようとは普通思わない。 でもその常識を消して世界を見渡すと実は東南アジアの国では道具を使わないで食べている。実はヨーロッパでも15世紀頃までは道具を使わないで食事をしていたらしいということがわかった。 では、そもそも道具を使う意味はあるんだろうか?箸は削減できるのではないだろうか?と考えて行くのがゼロベース思考というもの。これがもし高価な品なら家計費の削減において画期的な発想ということになるかも知れない。 この事業仕分けについて色々反論もあるみたいだけど、取りあえず一旦ゼロにリセットして必要か不要かを見直してみるという良い機会ではありますよ。 ・・・・・・ん!でも、待てよ。もし鳩山政権が国家の税収の面から必要か不要かという観点で、ボクをこのように仕分けするとしたら・・・・・ や、やっぱり? 今年ほとんど稼いでないのバレました? あのぅ。今更ですけど・・・・・・ 「ねはんの里」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.12 21:24:18
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