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テーマ:ネタ(86)
カテゴリ:ネタ
かつて私は東京や中部地方などの会社でエエ加減に働いていた。いわば、てけとーなサラリーマン。略してテケリーマンだ。(なんだそれ)
そんなサラリーマンなら困った上司やウザイ上司に悩んだ経験もあるというもの。だが、しかし、だ。ウザ系上司は油断すると心に響く、見事な一言を放つことがあるのだ。 ⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒ マジメを絵に描いたようないかめしい顔の上司。神様が名前を付けるとすれば間違いなく鬼瓦厳造(おにがわらごんぞう)という名前を与えたに違いない。 そんな鬼瓦氏はいつも部下を呼びつけて怒鳴りまわしている。だがその顔の割りに実は子煩悩なのだそうだ、この部長さん。 目に入れても痛くないというお子さんは最近名探偵コナンにハマっているとのことで、その放送日は早めに帰宅して子供と一緒にTVを見ることにしたのだそうだ。 その鬼瓦氏がたまたま心を開いたのが何故かこの私。私にだけはお堅い表情をぎこちなく崩して笑顔を見せる。 ある日の昼下がり、鬼瓦氏に呼ばれた。他の人なら緊張が走る場面であるが・・・・・ 「池田君、ちょっと」 不自然な笑顔で手招きをする。 「ハイハイ、なんでしょうか?」 (笑顔不気味ですよ?) 「江戸川コナン、アレ面白いねぇ」 (フルネームって・・・) 「さっすが。もう気付いちゃいましたか、あのアニメの面白さを。いやぁ、部長さんは物事の真髄を見極めるのが早いわ、これ」 (ああ俺は・・・・) 「うんうん。それでだねぇ」 「はい」 (なんやねん) 「気になったんだけど」 「ええ、ええ」 (聞こうじゃないの、部長さん) 「もしかして、コナンて工藤新一じゃない?」 (ズルっ) 「・・・・・そ、そんな訳ないですよ。」 (汗) 「ねはんの里」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.19 08:45:19
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