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テーマ:農業研修(93)
カテゴリ:農業研修
昨日が引越しの日。
前日は土砂降りだったのだけどこの日は奇跡的に晴れの予報が。 名残惜しい、約4ヶ月を快適に過ごしたマイルーム。 昨日は土曜日だが地元のスーパーとの直接契約のため朝5時半から収穫作業があった。 このためハウスの管理当番の新田さんを含め休日も寮で過ごす仲間の奈良の中野さんと高知市の坂口くんが引越しの荷積みを手伝ってくれた。 中野さんには軽トラを出してもらい、坂口くんは一緒に行って荷下ろしまで手伝ってくれることに。 荷積みを終えて記念撮影。 みんなありがとう。笑顔が輝いてるゼ。 担当したトマトハウスと黒川くんとキャッチボールをしたグランドに挟まれたジョギングコースを通って四万十市へ。 ああ、もうここをジョギングすることもないんだよなぁ。と思うとたまらなく淋しい感情が沸き上がってきた。 ここでの日々は稼ぎがなく不安であった反面、仕事ではない分ゆったりと自分の時間を過ごせた貴重な日々だった。こんな時間は人生でそう何度も訪れることはないだろう。 助手席の坂口くんと取り留めなく話をしていると黒潮の海が見えてきた。 そしてあっという間に新居の安並団地へ到着。 一瞬で荷物を下ろし終わろうとする時、同じく研修を修了して前日に四万十市の実家に戻っていた寺尾さんから電話が。 研修中に撮影した写真や出荷データなどを記録したDVDを届けに行くと言う。 5分後に寺尾さんが合流し新居を見てもらっている内に昼前になった。それではご飯でも食べに行きますか、私の奢りで。 四万十川の天然記念物、アカメの刺身でも豪勢にご馳走できると良かったんだけど、経済的にちょっと厳しいのでファミレスで我慢してもらうことに。 と、ここで大変なことを思い出した。軽トラを出してもらった中野さんにガソリン代を渡しそびれていたのだ。スマセン。何らかの方法で必ずお支払いします。 昼から寺尾さんが沈下橋を見に連れて行ってくれると言うので折角の機会なので全員同行することに。 四万十川西岸の細い道を車で進んでいくと遠くにそれらしいのが見えた。 ズーム。 これが市街地から最も近い佐田の沈下橋だ。 橋の近くまで行き車を停めて橋を歩いてみることに。 昨日数時間だけ土砂降りだったらしくいつもよりは水量も多く流れが速かった。 次にもう少し上流にある勝間の沈下橋へ。 屋形船が出ており、観光客が案外たくさん乗っていた。 こんな環境だもの。 坂口くんはこの素晴しい環境に四万十市で就農したいなぁ、と言い出す。その気持ちわかるよ。俺だってもう一度サラリーマンなんかやらずにいち早くこんな所で就農したいと思うもの。 対岸に三里観光船の船乗り場があった。 そこに居たご主人に話しかけると、鮎の投網やうなぎのはえ縄漁などについて詳しく教えてくれた。 鮎の投網。 うなぎ用のはえ縄の釣り針になんとチヌが頻繁にかかるらしい。ここは河口から30km以上上流なのに。 ご主人の言うチヌとは通称キビレチヌという黒鯛(チヌ)の仲間で河口や淡水にも適応できる種類。でもこんな上流に生息しているとは知らなかった。 キビレチヌを見せてくれるご主人。 うわ。ホントだ。と驚いていると遠くの方で沈下橋の上から中学生らしいのが裸になったかと思うとそのままドボン。 近づいて行くともう一度。 彼らは二人組みで飛び込んでいるのは一人のようだ。もう一人はおっかなびっくり覗き込んだりしてる。 すると見かねた飛び込んでいる彼にお前も男になれ、と落とされそうになってジャレてる。 私も「そうだ、男になれ」とヤジを飛ばす。 しかし、気持ち良さそうだな。オレも飛びこんだれば良かった。 安並まで戻って来て、近くの水車公園に立ち寄る。 これは四ヶ村(しかむら)溝の水車。 由来はこちら。 土佐藩の家老、野中兼山という人が作ったらしい。ふーん ともかくここは新居の近くで四万十川の支流である後川(うしろがわ)沿いにあるのでジョギングコースになるかも。 私の新居まで戻って来て中野さんと坂口くんは軽トラに乗って帰って行った。 中野さんは8月から安芸市で農業研修を始める。坂口くんはイチゴ農家を始める場所をこれから探す。 坂口くんに以前聞いた時希望は高知市内か近郊ということだったけど、今日で四万十市希望に変わったかな? 本気でこっちに来たい人、待ってるよ~~♪ まぁまぁかな、と思ったら応援よろしこ。 一回ずつ、ポチポチっと↓↓↓ なーんて。 「ねはんの里」ホームページへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.11 14:54:52
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