洗替方式による全部資本直入法での売買目的外有価証券の企業会計上の期末評価損益は税務でも認められるか?[230201]
洗替方式による全部資本直入法での売買目的外有価証券の企業会計上の期末評価損益は税務でも認められるか?[230201]法人税基本通達2-3-19「原価法-期末時評価による評価損益を純資産の部に計上している場合の期末帳簿価額」によれば、事業年度終了の時(以下2-3-19において「期末時」という。)に有する法第61条の3第1項第2号《売買目的外有価証券の期末評価額》に規定する売買目的外有価証券(令第119条の2第2項《有価証券の一単位当たりの帳簿価額の算出の方法》に規定する「その他有価証券」に限る。以下2-3-19において同じ。)について、期末時における価額(当該事業年度終了の日以前1月間の価額の平均額を含む。)をもって当該売買目的外有価証券の当該期末時における評価額とし、かつ、当該評価によって生じた評価損益の金額(当該評価額と同号に規定する帳簿価額との差額をいう。)の全額をいわゆる洗替方式により純資産の部に計上している場合であっても、当該有価証券の同号に規定する帳簿価額は、当該期末時の評価を行う前の金額となることに留意する。(平12年課法2-7「四」により追加、平19年課法2-3「十」により改正)(注) 上記の評価を行っている場合における次に掲げる事項は、それぞれ次によることに留意する。(1) 当該売買目的外有価証券の令第22条第1項第1号又は第2号《総資産の帳簿価額等》に規定する帳簿価額は、当該期末時の評価を行う前の金額となる。(2) 純資産の部に計上した評価損益に相当する金額は、法第2条第16号及び第18号《定義》に規定する資本金等の額及び利益積立金額に該当しない。(3) 「評価損益の金額の全額をいわゆる洗替方式により純資産の部に計上している場合」には、税効果会計に基づき、当該評価損益の金額の一部に相当する金額を繰延税金資産又は繰延税金負債として計上している場合が含まれる。静岡市の税理士池谷和久http://www.money.gr.jp/「静岡の税理士,税理士,静岡市,静岡,会社設立,株式会社設立,池谷和久,駿河区,葵区,静岡吉祥寺,法人税基本通達,法人税基本通達2-3-19,原価法-期末時評価による評価損益を純資産の部に計上している場合の期末帳簿価額」