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テーマ:今日の出来事(288381)
カテゴリ:気になる新聞記事
毎週、曽野綾子さんが書かれた記事を読むのを楽しみにしています。
今日はこのように書かれていたので抜粋しました。 「新型ワクチンと臓器移植」 新型ワクチンを政府はどう配分するか検討課題になっているという。 もともと数が少ない薬を誰に配るかという素朴な話なら、 私個人は信条的に迷うことはないように思う。 いわゆる働き盛りの壮年と若年層、次いで幼児を優先すればいい。 生物、動物の生涯には、自動的に死が組み込まれている。 それは通常、長く生きたものから生をやめるということになっている。 私が最近得た自由は、自分も高齢者になって死ぬべきグループに入ったから、 疎外されてもいいと言えるようになったことだ。 私は脳死を人の死とする臓器移植を、「受けたい人と、あげたい人との間だけで」 早急に進めるべきだ、という考えだった。 子供については、その子供をもっとも愛している親が決める。 息をとめた子供が冷たくなるまで抱いていたい、という親は世間が何と言おうと その通りにすればいい。 しかし幼くして死んだ子供にも、せめて誰か他の子供の命を救うという「偉業」を させたいという願う親には、その親子の辛い事業を遂行させなければならない。 新型ワクチンが不足したら、高齢者が自ら辞退することがあって当然だろう。 忘れたふりをして受けないのもいい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー これを読まれてどう思われますか? 宗教家の考え方だと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
う~ん、宗教家の考え方かはわかりませんが、上から目線だなと思います。
>いわゆる働き盛りの壮年と若年層、次いで幼児を優先すればいい。 現実的に優先順位がつけられるのかな?と・・・働き盛りの定義は?じゃ、正社員の人を優先する?独身、子供がいない(産めない)人はあとにする?家族がいる人なら母親優先?父親優先?幼児なら何歳までOK? 私は社会の最下層に位置していますが(笑)、両親が生きている間は、自分の生を放棄してはいけないと思っています。 あと、臓器移植・・・ってタイミングの難しさ、みんなわかってないなと思います。ウチは父がその関係の仕事をしていたのですが、移植のタイミングも、移植したいという願いが叶う死に方ができることもある意味奇跡だと思います。 (2009年06月25日 12時13分31秒)
Kazahanaさん
>う~ん、宗教家の考え方かはわかりませんが、上から目線だなと思います。 > >>いわゆる働き盛りの壮年と若年層、次いで幼児を優先すればいい。 > >現実的に優先順位がつけられるのかな?と・・・働き盛りの定義は?じゃ、正社員の人を優先する?独身、子供がいない(産めない)人はあとにする?家族がいる人なら母親優先?父親優先?幼児なら何歳までOK? >私は社会の最下層に位置していますが(笑)、両親が生きている間は、自分の生を放棄してはいけないと思っています。 > >あと、臓器移植・・・ってタイミングの難しさ、みんなわかってないなと思います。ウチは父がその関係の仕事をしていたのですが、移植のタイミングも、移植したいという願いが叶う死に方ができることもある意味奇跡だと思います。 ----- 曽野綾子さんはクリスチャンだから奉仕精神が強い方なんだと私は思って毎回読んでいます。今回もその意識で読んだので、なるほど~!と思ったのです。 海外で臓器移植が出来て日本で出来ないのはどう考えてもかわいそうだと思っていたので、良い方向に行く事を願うだけです。 生きるも死ぬも運命次第なんて言ったら怒られそうだなぁ~。 (2009年06月27日 19時35分52秒) |