カテゴリ:新録かきおろし
復刻版の『横溝正史読本』を読んでいて、(【参照】)
谷崎潤一郎の『金色の死』という小説に興味が湧いたので 文庫で捜してみたんですが…。 谷崎潤一郎:著『お艶殺し』中公文庫 「お艶殺し」 「金色の死」 谷崎潤一郎:著『金色の死 谷崎潤一郎大正期短篇集』講談社文芸文庫 「金色の死」 「人面疽」 「小さな王国」 「母を恋うる記」 「富美子の足」 「途上」(【参照】) 「青い花」 ↑あ~っ、『人面疽』が文庫化されてる!? 19年前にエムザ有明で、 和嶋さんが「まだ文庫化されていません」と言っていたのを、 ず~っと信じていたのに! 人間椅子『人間椅子』(CD) 「人面瘡」 「陰獣」 「りんごの泪」 「猟奇が街にやって来る」 「神経症 I LOVE YOU」 「人間失格」 「桜の森の満開の下」 人間椅子『夜叉ヶ池/人面瘡』(CDシングル) 人間椅子『ペテン師と空気男/人間椅子傑作選』(CD) 「審判の日」 「心の火事」 「幸福のねじ」 「あやかしの鼓」 「夜叉ヶ池」 「なまけ者の人生」 「太陽黒点」 「青森ロック大臣」 「天国に結ぶ恋」 「人面瘡」 「大予言」 「走れメロス」 「もっと光を!」 「りんごの泪」 「埋葬蟲の唄」 …さすがに、それはウソだ。 4年後に、↓この本で「文庫化」されていたのを知っているから。 文藝春秋:編『アンソロジー 人間の情景(6) 奇妙なはなし』文春文庫 「ミリアム」トルーマン・カポーティ/都筑道夫:訳 「足あと」カレル・チャペック/来栖継:訳 「魔物」中山義秀 「過去への電話」福島正実 「たんぽぽ娘」ロバート・F・ヤング/伊藤典夫:訳(【参照】) 「沼」芥川龍之介 「人面疽」谷崎潤一郎 「死人の村」ラドヤード・キップリング/安藤左門:訳 「蛇」夏目漱石(『永日小品』より)(【参照】) 「エル・ドラドオ」香山滋(【参照】) 「時間をかけた料理」津山紘一 「猫町紀行」つげ義春 「箪笥」半村良(【参照】) 「防空壕」江戸川乱歩(【参照】)(【参照】) 「沼のほとり」豊島与志雄 「セメント樽の中の手紙」葉山嘉樹 「穴の底」伊藤人誉 「花妖記」渋澤龍彦(【参照】) 「空中」夢野久作(『怪夢』より)(【参照】) 解説/都筑道夫 その6年後には、 「映画」を統一テーマとした個人アンソロジーとしても文庫化されている↓。 谷崎潤一郎:著/千葉俊二:編『潤一郎ラビリンス(11) 銀幕の彼方』中公文庫 「人面疽」 「アヴェ・マリア」 「青塚氏の話」 「過酸化マンガン水の夢」 「活動写真の現在と将来」 「其の歓びを感謝せざるを得ない」 「映画雑感」 「日本の活動写真」 「『カリガリ博士』を見る」 「出張撮影に就いての感想」 で、講談社文芸文庫の『金色の死』は、 さらにその6年後ですからね。 驚き方がシラジラしいんだよ。 * 【追記】 講談社文芸文庫の『金色の死』と、ほぼ同時期に、 ↓この「文庫」も出ていますね。 紀田順一郎、東雅夫:編『日本怪奇小説傑作集(1)』創元推理文庫 「茶碗の中」小泉八雲(【参照】) 「海異記」泉鏡花 「蛇」夏目漱石(『永日小品』より)(【参照】) 「蛇」森鴎外 「悪魔の舌」村山槐多(【参照】)(【参照】)(【参照】) 「人面疽」谷崎潤一郎 「黄夫人の手」大泉黒石 「妙な話」芥川龍之介(【参照】) 「尽頭子」内田百間 「蟇の血」田中貢太郎 「後の日の童子」室生犀星 「木曽の旅人」岡本綺堂(【参照】) 「鏡地獄」江戸川乱歩(【参照】)(【参照】)(【参照】)(【参照】)(【参照】)(【参照】)(【参照】) 「銀簪」大佛次郎 「慰霊歌」川端康成 「難船小僧」夢野久作(【参照】) 「化物屋敷」佐藤春夫 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.03 06:05:27
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