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ゲミュートリッヒな暮らし~Seit 2005

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護衛艦「いずも」一般公開

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  護衛艦「いずも」一般公開


★ヘリ空母の巨大な姿に圧倒される
 平成30年6月~横浜市の国際客船ターミナル(大桟橋)で、護衛艦いずも一般公開が行われた。いずも型護衛艦は、見てのとおり外観が航空母艦としか云いようがないけど、運用としては「ヘリ空母」に留まる。それにしては巨大な艦である。艦橋付近の構造物も近未来的で、機能美を感じさせるところが海自護衛艦の魅力の一つであろう。まずはターミナルの屋上デッキから外観を観察。一般公開当日は快晴で、しかもヨコハマ開港祭と同時であったためか、見物客が長蛇の列を作っていた。

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構造物の機能美に見惚れる


 見学の列に並ぶ際も、護衛艦の巨体ぶりをじっくり観察。護衛艦は客船と違って装飾は必要ないし、見てくれを強調する必要もないのだが、美しい!と感じてしまうのは機能美そのものだから、であろう。過去のドイツ国防軍の戦闘車両や航空機は機能美の最たるものだが、海上自衛隊の護衛艦の機能美も惚れ惚れしてしまうものがある。しかも、今日は青空にも恵まれた。



 我々見物客は、護衛艦の側面の物資搬入口と思われる大きな通路から中へ入った。一人の自衛官が敬礼しながら「ようこそお越しくださいましたぁ!」と大きな声で迎えて呉れる。はったりでもいいから胸を張っておかねば商売にならない!のが自衛隊の世界。さて、内部は巨大な倉庫のようで、確かにヘリコプターが何機も格納できるスペースである。此処からが笑える話で、飛行甲板に上がる為には巨大なエレベーターを使う。ヘリコプターを上へ上げる際のエレベーターだから、人間はめちゃくちゃ入るのだ。エレベーターが動いた瞬間、歓声が上がった。


 とにかく飛行甲板からの眺めがすばらしい!山下公園、氷川丸がよく見えましたよ。そしてベイブリッジもね。甲板は広いなんてもんじゃない。地面に作った滑走路としか思えない。ちなみに嫁さんは、何処からが船なのかしばらく理解できなかったそうで。


 実は、飛行甲板の上で「消防車」の展示があった。その様子については相模太郎のホームページ「消防をしょぼい知識で語るコーナー」からどうぞ。


 さて、飛行甲板を一周して再びエレベーターに乗って下の格納庫へ。其処ではヘリコプターの展示もあった。実際はかなりの機数が格納できると思われる。



 おしまいに、国際客船ターミナル(大桟橋)から再びいずもを眺める。艦橋付近の構造は如何にも護衛艦と云った雰囲気だが、いずも型護衛艦は航空戦力重視の護衛艦で、対潜・対空の装備は最小限に抑えられているとのこと。
 此の護衛艦が、将来的に正式な空母として運用する日が来るのかは、我々素人には分からない。分からないけど外観は何時でも空母になれる雰囲気が感じられる。この「見てくれ」だけでも抑止力になれば効率的ではないか。

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見学を終えた後のあんな話こんな話

 凄いものを見させていただいたなぁと興奮が冷めないまま、国際客船ターミナル(大桟橋)を後にした。ちなみに帰路は「横浜みなとみらい駅」を経由であります。当該駅の利用は初めてです。ちなみに、拙者が横浜市に住むことになるのは、是から当分先の話です。


 なお、護衛艦いずもは「韓国軍によるレーダー照射問題」によるゴタゴタから、韓国訪問を中止するという一幕があった。これらの問題については→こちらの記事も併せてどうぞ。


 そして数年後、横浜市に住むことになって、横須賀を訪れた時のこと。見学したのは記念艦「みかさ」であります。艦内の展示室に、旧海軍から海自に至るまでの艦船模型がズラーーーーーッと並んでいて壮観だった。当然、いずも型護衛艦の精巧なミニチュアもありましたよ。飛行甲板上にヘリコプターが展開した際のイメージとして分かり易い。


 やはり旧海軍の空母は迫力が違う!と思いきや、空母赤城の飛行甲板は234m、護衛艦いずもの飛行甲板は248mと、赤城より大きかったとは意外。其れでも米海軍の原子力空母とはちょっと比較にならないが。


 余談ですが、初代「いずも」は日露戦役時代の一等巡洋艦であります。出雲型装甲巡洋艦と云う艦級が設定されていた訳で、「いずも」は今も昔も艦級として扱われる存在なのであります。

→次ページ:海上自衛隊呉基地を見る

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管理者は大阪生まれの相模原育ち~地域リポート・旅日記の数々です。

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