ノートPCの液晶パネル、同じ大きさならメーカー関係なく互換性ありそう
同僚から、「画面が映らないが、テレビに接続すると動作しているノートPC、修理できない?」と聞かれたので、「とりあえず持ってきて」と伝えた。液晶パネルがおかしいのだろうと思って、液晶パネルのストック3枚の1つを用意した。この液晶パネルは、2009年型から2011年型acerのノートPCジャンクをヤフオクで2000円~3000円ほどで3台落として必要な部品は使ったが、とりあえず液晶パネルを取り出しておいた。3つの液晶パネルはメーカーもバラバラだったかもしてない。本日、同僚が持ってきたノートPCは、NECの2011年型で、液晶が割れておらず、通電するとバックライトが点灯するが、画面が出てこない。VGA端子に外部ディスプレイを接続すると、確かに画面が表示される。液晶ディスプレイに接続されているケーブルが断線や接触不良している可能性もあったが、とりあえず液晶パネルをむき出しにして、様子を見ることにする。ディスプレイの上部、および下部にあるクッションの小さなマイナスドライバーで取り除く。このクッションは両面テープで張り付いているだけで、それを取ると下にはネジが現れる。ネジを取り除いて、縁を爪で開いていく。そしてディスプレイの上部カバーが取れた。液晶ディスプレイは下部の金具にネジ左右4つ、さらには側面のネジで接続されていた。この液晶パネルは、韓国メーカーLG製のものであった。交換用に使ったAUO製のパネルはコネクタも側面のネジ位置も全く同じ。互換性があった。規格化されているのだろうか。コネクタはテーブで固定されているので、コネクタを押し込むようにテープを引っ張り上げて固定する。そして交換したが、まったく問題なく表示された。今回交換に使った液晶パネルは、廃棄しようかと思ったが、残しておいてよかった。液晶パネルは規格化されているので大きさが同じなら交換できるのだろう。修理が完了したこのPCは、Windows 10へアップグレードも行った。2019年現在でも無償アップグレードは可能なのだ。マイクロソフトは、今でも無償アップグレードができるのは公にしていないが、わかっている人はWindows 10にアップグレードして、わからない人は新しいPCを買ってくれというスタンスだと思われる。Windows 7は来年サポートが切れるし、windows 8ももうじきである。古いWindowsのサポートも大変なので、とにかくWindows 10にアップグレードしてくれた方がありがたいのだと思う。Windows 7、8、8.1が入っていなくとも、PCにMicrosoftのWindowsのプロダクトキーが書かれたラベルがあれば、それを使ってWindows 10が新規インストールが可能なのだ。液晶パネルを交換して、Windows10にアップグレードした(他に不要なプログラムをアンインストールしたり、設定も行ったが)ノートPCは同僚に喜ばれて持ち帰ってもらった。お礼に質より量の安い焼酎をもらうことになった(笑)なお、光学ドライブも規格化されており、フロントベゼル(光学ドライブのパネル)は、ノートPCによって形が違うのだが、フロントベゼルを外して交換することもができる。ジャンクノートPCの光学ドライブも使えるので、ストックしてあるのはもちろんである。