中華Androidタブレット「P81HD」購入
■中華androidタブレット注文android携帯であるGalaxy S2は所有していたが、初めての中華タブレットを購入した。Teclast(台電科技)社P81HDというもの。東映無線で13800円(送料別)。決め手は、静電式タッチパネルの8インチで解像度が1024x768あること。そしてアンドロイドマーケット対応であること。GPUがMali 400だと最高だが、これはGC800なのでグラフィック性能は若干悪いが、1080pの再生はできる。そして1万円台前半なので「オモチャ」としては十分購入範囲であること。HDMI端子は残念ながらない。東映無線のページからP81HDの諸元を抜き出す。・OS Android 2.3 ・CPU Rockchip RK2918 Cortex-A8 1.0GHz ・GPU Vivante GC800 ・メモリ 512MB DDR3 ・ストレージ 8GB (システム空き:420MB/ユーザー空き:5.8GB)・microSD/microSDHCカード(最大32GB) ・液晶 8インチ(1024x768) 静電式タッチパネル マルチタッチ(5点)対応 ・通信機能 IEEE 802.11 b/g/n ・カメラ フロント:30万画素 ・搭載ハード インターフェース miniUSB(ホスト/デバイス), 加速度センサ イヤホンミニジャック, 内蔵スピーカー, マイク ・言語 日本語, 英語, 中国語 他 ・バッテリー / 電源 4000mAH / DC 5V入力 ・付属品 miniUSBケーブル, ホストケーブル, イヤホン, ACアダプタ ・サイズ / 重量 約250 x 156 x 13.3mm / 512g ■そして届いたが・・止まってしまう。リカバリも不可。でも初期不良で交換注文したのが正月だったので、届いたのは2日後に届いた。しかしアプリをいろいろ入れて使っていたところ、固まったのでリセットをしたが、起動時のロゴのところで止まってしまう。USBケーブルでPCと接続すると、P81HDを認識している様子。メーカーのサイトからftp://d:d@121.10.241.8:2121/teclast/mp3/Firmware/Pseries/P81HD-V1.00-65CA.rar ファームウェアをダウンロードしてリカバリーしようとしたが、プログラムの収められているフォルダ名が中国語なので動作せず。フォルダ名を変更して動作するようになったものの、付属のドライバーが認識しないため、それも不可能。東映無線に連絡をしたところ、送料は送り主持ちで送れということ。送った2日後に届いたので調べると、まったくの新品。初期不良で交換となったのだ。■P81HDを開封送られてきた大きな箱、緩衝材の中からかわいいドロイド君をあしらった箱が現れた。外箱を取り除くと、白い段ボールの箱が現れた。開けるとP81HD本体が現れた。その下には、USBケーブル、USBホストケーブル(OTG)、イヤホン、ACアダプター、保証書、中文マニュアルが入っていた。本体前面には、ホームボタン(左中央)と、カメラがある。あくまでも運搬用の液晶保護シートが若干気泡入りで張られているが、そのまま使用にあたっての保護シートと使えないことはない。本体後部は若干丸みを帯びているが、ほぼフラットに近い。こちらにも保護シートが貼られているが、こちらは縁がすぐに剥がれて来て邪魔になるので、実使用時は剥がすことになるだろう。右側面には、音量ボタン(+)と(-)、その隣には電源ボタンがある。本体下部は、左からmicroSDカードスロット(メモリーはカチッと差し込み、再びカチッと押し込むと飛び出る)、miniUSB端子(付属のUSBケーブルとPCと接続。または付属のホストケーブル経由でキーボードやUSBメモリーなどUSB機器と接続)、ヘッドホン端子、充電端子(付属5V 2.5AのACアダプターを接続。ちなみにUSB端子からは充電できない)、リセット用スイッチのホールがある。マイクは内蔵されているのだが、どこにあるのかわからないが、下部のどこかにあるようだ。■使ってみる実際に簡単に使った様子の動画は次。android 2.3なのだが、android 3のような独自シェルで表示される。購入時は日本語表示になっており、日本語IMEはOpenWnnが入っていた。アプリをいろいろ入れたところ挙動不審の動作になったのでリセットすると、完全に中国語バージョン、OpenWnnも消えた。たぶん日本用にそれらを入れて日本語に設定して出荷されたものと思われる。この動画ではOpenWnnは消えており、ATOKを入れている。動作は、Galaxy S2に比べるともたつく感じがする。ゲームエミュレータを動作させたところ、Galaxy S2ではヌルヌル動くものが、やっぱりカクカクなのである。ブラウザでは指でスクロールさせると、スクロール量が少ないこともあるが、やっぱり遅いのは間違いない。しかし、画面の大きさと1024x768の解像度は快適である。Galaxy S2では小穴からインターネットをのぞく感じでスマートフォン用のページに飛ばされたりしたが、P81HDではPCと同じなのである。無線LANは、nに対応している。300Mbpsなのか150Mbpsなのかはわからないが、たぶん後者のような気がする。速度的には54Mbpsより早いのは十分実感できる。どこにあるのかわからないマイクなのだが音質が非常に悪い。音質が悪いためか、音声認識を使うと、余り実用的にならないほど認識率が悪い。音声で検索は実用にならない。また、androidマーケットに対応しているため、PCからandroidマーケットにアクセスしてP81HDにインストールへのインストール指示ができる。Galaxy S2と同じGoogleアカウントで使用しているため、同じアプリが簡単に入れられるし管理も楽である。日本語IMEであるATOKはGalaxy S2用に購入して使っているが、同じアカウントでは一度購入しておけばP81HDにも追加料金なしでインストールできる。そのATOKだが、Galaxy S2ではキーが小さく、それが画面一杯に表示されるので使いにくかったが、このP81HDぐらいの画面の大きさとなるとフルキー表示でもミスタッチせずに快適に入力できる。PCに入れてある各種動画は、ESファイルエクスプローラで直接アクセスしてmxプレーヤで再生させると、だいたいのものがなめらかに再生できる。全体的には、特に高速ではないが、画面も大きくて使いやすい。■その後32GBのmicroSDカードを入れている。それほどの容量がなくてもよかったのだが、少ないより多い方が何かと便利であろうかと。さらに、ノートブックのように使えるUSBキーボードが付いたケースを中国の業者から送料込みで1200円程度で購入して使っているが、これまた快適だ。PCにAndroid SDKをインストールして、PC上で仮想android機を動かせたりしている。Android SDKには、実機であるAndroid端末をデバッグモードにしてPCとUSB接続すれば、実機の画面キャプチャーすることができる。そのためにはドライバーを入れなければならない。P81HD用にドライバーを入れようとするのだが、どうしても認識されないデバイスになってしまう。デバイスマネージャーで表示されるベンダーIDやハードウェアのIDをinfファイルに反映させて書き換える必要があるのだ。現在後一歩というところまでは行っている。これらについては後日書き込み予定。