|
テーマ:中国&台湾(3301)
カテゴリ:北京生活
最近HSKの申込みが始まっているようで、北京の友人たちも申込みを始めているようです。私も受けようか迷ったんですが、前回の受験時からほとんど勉強していないのでやめました。HSKは漢語水平考試(Hanyu Shuiping Kaoshi)といいますが、北京では5月から「北京英語水平考試(Beijing English Testing System:通称BETS)」という資格試験が始まるそうです。昨日の新京報で知りました。
2008年に北京オリンピックを控えている北京市では、「新北京、新奥運(奥運会はオリンピックの意)」戦略構想の下、インフラ整備だけでなく、ソフトの部分、つまり市民のマナー向上などにも力を注いでいます。「北京英語水平考試」は北京の人々の英語力向上を目的に行われます。北京オリンピックの際は多くの外国人が北京にやってきますが、現状では英語を話せる人材が少なすぎるのでもっと増やそうという試みですね。 現状北京では街中では英語はほとんど通じません。でも日本人の場合は漢字で筆談が可能なので、観光で訪れてもそんなに困ることもないでしょう。高等教育を受けた人たち、大学を卒業した中国人ならばレベルはまちまちですが大抵英語が話せます。 なぜかというと、中国では、CET (College English Test)という英語の試験があり、ほとんどの大学生はこれを受けなければなりません。この試験は、1987年から実施されています。リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの試験で構成されていて、グレードはBand 4(4級)用とBand 6(6級)用があります。4級が大学生が卒業時に到達するべきレベルとされ、6級は4級の上のレベルです。ほとんどの大学では4級を取らないと卒業させないとか、学位をあげないと決めているので、大学生たちは必死で勉強するわけですね。 で、このBETSですが、レベルは1級から3級までの3段階に分かれていて、合格すると証書がもらえるそうです。3級が一番難しいようです。 申込み期間は4月1日~4月16日まで 試験日は5月27日、28日。 申込みにあたって、年齢、職業、学歴、性別、民族は問わずに申し込みできます。外地の戸籍であっても北京に長期で住んでいる場合は受ける資格があるそうです。 国籍については書いてありませんが、外国人でも受けていいかもしれません。北京オリンピックでボランティア通訳をやろう、と考えている方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。 ネタにはなりそうです。 試験の詳細はこちらから↓ 「北京教育考試院」 http://www.bjeea.cn/219574671090122752/20060317/11699.shtml 北京英語水平考試についてのお知らせ 2008年北京オリンピックを迎えるにあたり、市民全体の英語力を高めるため、市政府は「北京英語水平考試(Beijing English Testing System:通称BETS)」を実施することを決定した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[北京生活] カテゴリの最新記事
|