テーマ:猫ちゃんの「にくきう」(544)
カテゴリ:猫
昨日、お気に入りブロガーのにゃんこさんに「ごん」は女の子なのに、もう少し可愛い名前にしてあげればいいのにってコメントをいただいたんよね。
忌憚のない感想をありがとう(^-^) にゃんこさんへのお返事の代わりに今日は「ごん」のことを書こうと思うんよね^^ 昔々、ある朝、目覚めたら足の上に見知らぬ三毛猫が寝てたんよね! えっ?お前誰?めちゃ可愛いなぁ!ってゆうか、どこから家に入ったんよぉ~?!(@_@) とにかく母に、 「この猫、なんで居るのか意味わからないけど、僕が帰るまで家から出さないでね、絶対に逃がさないでね」と言って家を出て夕方、速攻で帰宅したんよね。 「猫はぁー?!」って家に駆け込んだら、台所の母が 「ちょっと、この猫、なんとかしてよぉ(´~`;)」って足元を、指指すんよ。 その三毛猫ったら母の足に絡み付いて甘えまくってるんよ(^O^) はは^^もううちの子になった気かよぉ(^^ゞ そんなわけで、その三毛猫は、完全に戸締まりされて猫のはい出る隙間もないはずの我が家の、僕の足の上に朝突如として姿をあらわし、その夕方には、もう昔からの家族のようになってたんだ(^^ゞ その三毛猫は「あられ」って名付けた。 あられはすぐに子供を生んだ。 何匹も生んだんだけど「ごん」と名付けた一番やんちゃな男の子だけがうちに残ったんよね。
ごんとあられは仲の良い親子だったんだけど、あられも出て行ってしまってごんだけが家に残った。 ごんは寂しそうだったなぁ…。 毎日、あられを探して寂しそうな声で鳴きながら家の回りをうろうろしてたよ。 ごんだけになって2年ほどしてごんが家出をした。 ごんが家出をしてから一月ぐらいした、ある日、隣の家とのあいだのブロック塀の上にごんが帰って来たんよ!^-^ 「ごんちゃん!ごんちゃん!」と呼ぶと 「にゃぁ~」って返事をするんだけど、暫くしたら塀の向こうに行ってしまったんよf^_^; あぁ~あ、猫はたったの一月で家を忘れちゃうのかよう(>_<)って思ったよ。 ところが、明くる日にごんはまたやって来た。 今度は塀から庭に降りてきてしばらく居たんだけど、何が気に入らないのか、やっぱり行ってしまったんよ。 でね、その次の日もごんはやって来てね、この日は、ひょいって縁側から家に入ったんよ。 やっと家を思い出してくれたか!^^家を思い出すまで三日もかかるなんて馬鹿なやつだなぁって思ったな(^O^) そんなこともあったけど、それから暫くした驚愕の朝までは平穏にごんと暮らしてたんよね。 その驚愕の朝、ごんは僕のベットの上で赤ちゃんを生んだんよぉ~(@_@)! そりゃあもう驚天動地、青天の霹靂だったよぉ~!(◎o◎)! 男の子が赤ちゃんを生むわけないもんね、びっくりしたのなんのって!、寝ぼけ眼の僕は意味がさっぱり分らなくて、えっえっえぇ~!!って呆然としてたよ! つまり、ごんだと思って一緒に暮らしてた猫はごんじゃあなかったんよね! あの家出から帰って来たときに、三日もかけて家に上がりこんだ猫はオス猫のごんによく似た、どこかのメス猫だったわけよ。 実は、僕は少しだけだけど変だとは思ってたんよね。 ごんて、こんなに可愛い猫だったかなぁ?とか ごんて、もう少し大きくなかったかなぁ?とか、ちょっとは、そんな風に思ってはいたんだけど、母はごんが帰って来たことを手放しで喜んでたから、いらぬことは言うまいと思ってたんよ(^^) そんなわけで、やんちゃな男の子の「ごん」という名前が、可愛くて優しい女の子の名前になってしまったんだよね。 ごんのことを、あられの子供のごんという意識は捨てがたくて、その後17年間ごんという名前のままでうちで骨をうずめることになったんだ。
今は庭の金木犀の根元に眠ってる。 金木犀の木は、特にセミの抜け殻がたくさんあって、ミ~ンミ~ンとにぎやかなんよね。 朝、木を揺すると、何十匹のセミが飛び出したりすることもあるぐらいなんだ。 セミを捕るのが好きだったごんだから、お墓の中でも退屈しないですむと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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