テーマ:本のある暮らし(3315)
カテゴリ:ミステリー
ひえ~!岸どころか栗山もアラビア語をしゃべってないよぉ~(>_<)
4日前の記事「『Rの刻印』―犯人はアラビア語をしゃべれない― 」で岸がアラビア語を話せるって記述が無いか『Rの刻印』の本をもう一度ちゃんと調べるって書いたんだよね。 でね、『アラビア語』『通訳』『エジプト人』『エジプト』ってキーワードでしらみつぶしにページをくってマーカーで塗りつぶしてみたんだけど成果なし! っていうか『成果マイナス1.5』ぐらいというとんでもない結果になってしまったよ(>_<) つまりアラビア語を話せる人を新たに探そうと思ったのに、逆に話せると思ってた人が一人半ぐらい話せるとは言えなくなってしまったんだ(^_^;) まず捜索対象であった岸なんだけど、アラビア語を話せると思える記述は露ほどもなくて『成果0』だった。 次に『成果マイナス0.5』ぐらいってのは麻子なんだ。 麻子はアラビア料理店でオーダーをしたからアラビア語を話せると思ってたんだけど本の中の記述をよくよく読んでみると ”四人はエジプト料理の店へ行った。” ”エジプト料理に詳しい麻子がまとめてオーダーし、四人はステラビールで乾杯をした。” としか書いてないんだよな。 これをちょっと国を変えた例え話にして、韓国に行って韓国料理店に入った時に韓国料理に詳しいから麻子が注文をしたとした時、麻子が韓国語を話せる事になる? ならないよね。 だって韓国語を半年勉強しただけの僕でも韓国料理ぐらい注文出来るもん! つまりハングルを読めるだけでメニューを見たら注文できるから、今はもう韓国語をすっかり忘れてしまった僕でも、ハングルで書かれたメニューを見れば近い発音でなら注文できると思う。 だから麻子はアラビア語を話せたかも知れないけど、仮に話せないとしても、この本の記述に添ってないとは言えないやね(^_^;) だから麻子は「アラビア語を話す」ってことから「エジプトにあるアラビア料理店でオーダーが出来る」ってことに格下げされて『成果マイナス0.5』ぐらいってわけだ(^_^;) で、『成果マイナス1』なんだけど、当然アラビア語を話せると思ってた栗山教授がアラビア語を話せるとする記述が無かったんだ。 女王のプレートの捏造が発覚したときの謝罪会見すら、使った言語が何であるか記されてないんよ。 20年も前にエジプト考古庁へ通い詰めたくさんの論文を書き東和大学の発掘権獲得のために孤軍奮闘した栗山教授なんだからアラビア語を話せて当然と思うけど、話せるって記述を見つけることが出来なかった。 っちゅう訳で容疑者は岸に加えて栗山も復活し、新たに麻子も容疑者になってしまったよ(>_<) つまるところ、結局アラビア語を話せるのは園咲ただ一人ってことになりました。 であるからして『犯人はアラビア語をしゃべれない』をもってして容疑者から排除されるのは園咲だけという事でした(>_<) ホンマかいな…?(^_^;) 『そんなんホンマとちゃう』って方がいらっしゃったらぜひぜひ教えてくださいm(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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