カテゴリ:お料理
田舎の風習かもしれんが、年末になると正月のための餅をつく。
男手が必要になるので、手の空いている親戚一同駆り出される。 帰省していた自分も例に漏れず。 「つきたてのおいしいお餅が食べられるよ~」 と言って子供を二人連れて農家の親戚宅へ。 嫁はその間姉と買い物に行ってたさ。 事務仕事の非力な俺は勘定には入れられて無いだろうから、補欠のつもりで行ってもまあ出番は無かろうと思っていたが、親戚分の餅をつくので、ついてる餅の量も半端ではなく「おまえもやれ」と順番が回ってくる。 仕方が無い、ひと臼馳走になるか。 んー餅をつくのは数年ぶりだが、杵もなんだか懐かしい重さだ。 ひと臼つくと結構な体力を消耗する。 ちなみに名古屋方面の餅はというと、四角い切り餅である。 同じ三重県でも自分の実家と嫁の実家では四角と丸で違ったりする。 関西方面は丸餅だからね。 切り餅はこんな感じでのして後で包丁で切り分ける。 切り餅文化で育ったからかもしれんが、一個ずつまるめる必要のある丸餅よりこっちの方が合理的だと思うんだけどね。 まあ、正月の縁起物に「包丁を入れる」というのが受け容れられるかどうかの違いなんだろうけども。 餅をのすときは、餅粉をつけて、左側の板の上で伸ばしていく。 板には切り餅の厚さにあわせたフチがついているので、フチの上に伸ばし棒を転がせば均一な厚さの「のし餅」が出来るという寸法である。 んー毎年のことだが帰って来るとき餅をいっぱいもらった。 冷凍で保存すれば相当な期間保存できるが、冷凍庫のスペースも限りがある。 そんなわけで、毎年そうなのだが、休日の朝ご飯はしばらく餅になる。 んーこれも我が家では風物詩である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年01月05日 23時41分38秒
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