後味の悪い話
本日、某社の偉いさんが自分のところへお詫びに来た。曰く、これまでの担当をこの仕事から外し新しい担当をつけて気分一新がんばるので勘弁して欲しい。…ここ一ヶ月間、その会社の担当の対応は確かに正直いってひどかった。重要書類に記載された内容が過去のものと重複しており、それを指摘しても「問題無いです」と言い張るが、決定的な証拠をつきつけると観念して「間違いでした」で済まそうとする。間違いでしたでは済まないので、再発防止策を記載した顛末書を持参して謝りに来いと言えば、一ヶ月放置した後に、「拝啓」から始まる頓珍漢な出来の悪~い反省文を用意して担当だけで済まそうとする。それを咎めてちゃんと責任者連れてこいというと、やっとちゃんとした顛末書が出てくる。で、いよいよ責任者を連れて謝りにくるかというところで、再発防止を誓っているにもかかわらずまた同じ間違いをする。いよいよ堪忍袋の緒が切れて昨日先方の上司と話し合い、善処しますと言って返ってきたのが今日の結果。偉いさん曰く、どうやらここ一ヶ月ばかり担当が抱え込んで誰にも相談せず独断で判断してやり過ごしてきたのが真相という話。個人で抱えて泥沼にはまる。これって社会人としてはやっちゃいけないこと。言うべき事を言ったまでだという反面、ちょっと言い過ぎて追い詰めてしまってはいなかっただろうかという反省もあり。担当の年齢はよく知らないが、まだ若そうで、昨日上司に連れられて来たときには明らかに直前まで泣いていた様な雰囲気。ちゃんと社会人としてやるべきことをやらなかったのがいけないんだろう。と思い返すが、返す返すも俺もやり過ぎてしまったかなとも思う。担当外されるだけで済んでるといいが、大手商社だからな、仕事に影響なければいいのだけれど。