045173 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

フットボール(サッカー)戦術研究

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

スパレーン

スパレーン

カレンダー

バックナンバー

カテゴリ

日記/記事の投稿

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2022.10.29
XML
2022年J1第33節ガンバ大阪vsジュビロ磐田の試合をパナソニックスタジアム吹田で観戦。2-0でガンバ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【戦術】
〈ガンバ大阪〉
攻撃では、4バックディフェンスラインとボランチのダワン、山本とのビルドアップから、両サイドを基点として、右は右SB高尾、右MF小野瀬、FW宇佐美が連携して、左は左SB黒川、MFファンアラーノらがら連携して攻撃を構築し、サイドチェンジを多用しながら、時折FWレアンドロ・ペレイラのポストプレーを交えつつ、外→中→外に展開して攻めていく。
守備では、前線から連動したプレスをかけていき、また4-4-2のブロックを形成してディフェンスする。
(相手CK時はマンツーマンとゾーンの併用)

〈ジュビロ磐田〉
攻撃では、森岡、伊藤、山本義の3バックとボランチ遠藤、山本康とのビルドアップから、右WB鈴木、左WB松本がサイドを張って、右は鈴木とシャドー山田が連携し、左は左WB松本とシャドーのジャーメインが連携して両サイドを基点として、時折、FW杉本のポストプレーを交えつつ、両サイドやハーフスペースからのクロスを多用して攻めていく。 
また、ディフェンスブロックからジャーメインらを活用したカウンターを仕掛けていく。
守備では、ブロックを形成してから、前線からのミドルプレスをかけていく。リトリート時は5-4-1のブロックを形成してバイタルエリアを固める。
(相手CK時はゾーン主体)

【得点】
66分 食野(ガンバ大阪)
72分 パトリック(ガンバ大阪)

【退場】
なし

【警告】
89分 遠藤(ジュビロ磐田)

【試合の流れ】
(前半)
ガンバは4-4-2システム、ジュビロは3-4-2-1システムにてこの試合に臨む。
最初にチャンスを作ったのはガンバで、1分に、バイタルエリアにてFWレアンドロ・ペレイラからパスを受けた右MFファンアラーノがシュートを放つも、ゴール左に外れてしまい、続く4分にも、バイタルエリアにて、ポストプレーに入ったFW宇佐美からパスを受けたボランチのダワンのシュートはバーを超えてしまう。さらに、10分には、宇佐美の右CKのこぼれ球に、バイタルエリアにて反応した左SB黒川のシュートはゴール右に外れてしまう。
これに対して、ジュビロは、11分に、右サイドから左サイドへのサイドチェンジを基点として、左ハーフスペース(ポケット)に進出して左WB松本からパスを受けた左シャドーのジャーメインのクロスにFW杉本がゴール前で反応するも、僅かに合わず。
ガンバは、ディフェンスラインとダワン、山本との連携したビルドアップから、両サイドへの展開が有効でSBやMFとのコンビネーションにより、サイドを基点として攻撃を仕掛けるのに対して、ジュビロは5-4-1のブロックを形成して中央エリアを固める対応をする。
その後、ガンバが24分に、CKのこぼれ球から、ボランチ山本のクロスにゴール前で反応した右SB高尾が頭で合わせるも、ジュビロGK三浦の正面を突いてしまう。
これに対して、ジュビロは、ディフェンスラインと遠藤を中心としたビルドアップからリズムを作ろうとし、両サイドに展開して、WBとシャドーとの連携により、サイドのスペースを攻略しようしてクロスを試みるが、ガンバディフェンスに跳ね返される。
ガンバは試合の流れを掴む中、41分に、決定機を作る。
左サイドでの展開から、左ハーフスペース(ポケット)に進出してファンアラーノからパスを受けた宇佐美のグラウンダーのクロスに反応した右MF小野瀬がゴール前フリーで合わせるも、シュートを浮かしてしまい、決定機を逃してしまう。
ジュビロもロスタイムの46分に、右サイドでの展開から、シャドー山田からバイタルエリアにてパスを受けたジャーメインがシュートを放つが、ガンバGK東口の正面を突いてしまい、前半は0-0で終了。

(後半)
後半まずチャンスを作ったのはガンバで、ペナルティエリア外でファンアラーノがジュビロ右CB森岡に倒されて得た宇佐美のFKはジュビロの壁に当たってしまう。
しかし、ジュビロは、ビルドアップから両サイドを基点として、試合の流れを引き戻そうとし、57分には、両サイドでの攻撃から、バイタルエリアにいた杉本のポストプレーからパスを受けた遠藤がシュートを放つも、バーを超えてしまい、続く58分には、右サイドでの展開から、山田からパスを受けた右WB鈴木が有効なグラウンダーのクロスをゴール前に送り、そのクロスにゴール前でフリーで反応した遠藤のシュートは浮かしてしまい、決定機を逃してしまう。
その直後、まずガンバが59分に最初に選手交代策に動き、右MF小野瀬から食野に、FWレアンドロ・ペレイラからパトリックに替えて、食野に左MFに、右MFファンアラーノを左MFに配置換えをし、ジュビロも60分に、右CB森岡から大井に替えて、さらに65分には、山田から大津に替えて対応する。
しかし、その後決定機を作ったのはガンバで、66分に、選手交代策がズバリ的中する。
左サイドでの展開から、ボールを持った山本がバイタルエリアに走り込んでいた食野にパスを出し、そのパスを受けた食野がドリブルで仕掛けながら放った左足のシュートはゴール左隅に決まり、ガンバが1-0と先制する。
これに対して、ジュビロは71分に、右サイドでの展開から、杉本を基点として、鈴木からパスを右ハーフスペースで受けた大津のシュートはゴール右に外れてしまう。
その直後の72分に、ガンバはボランチのダワンから齊藤に替えて、更なる攻勢を仕掛けてチャンスをモノにする。
中央エリアでのボール争奪戦でボールを持った齊藤がペナルティエリア外にいたパトリックに浮き球でのクサビのパスを入れて、そのボールをパトリックがオーバーヘッドでゴール左隅に見事に流し込んで、ガンバが2-0と引き離す。
追加点を許したジュビロは、74分に、左CB山本義から古川に、松本から松原に、ジャーメインから金子に替えて、杉本の1トップ、金子、大津、古川の3シャドー、遠藤、山本康のダブルボランチ、鈴木、大井、伊藤、松原の4バックで構成する4-2-3-1システムに変更して、両サイドを基点としてチャンスを作ろうとする。これに対して、ガンバは4-4-2ブロックにて対応していく。
ジュビロは、85分に得た金子の左CKに、ゴール前にいた杉本が頭で合わせてゴールを狙うも、ガンバGK東口の好セーブに阻まれてしまう。
その後、何とかしたいジュビロはCB大井を前線に上げてサイドからのクロスを多用するも、ガンバディフェンスラインがことごとく跳ね返して、ジュビロにゴールを許さず、ガンバが2-0と勝利。

【システム】
(ガンバ大阪)4-4-2(右から)
GK 東口
DF 高尾、三浦、昌子、黒川
MF 小野瀬(59分 食野)、ダワン(72分 齊藤)、山本、ファンアラーノ
FW 宇佐美(90分 クォン・ギョンウォン)、レアンドロ・ペレイラ(59分 パトリック)
(守備時も4-4-2)

(ジュビロ磐田)3-4-2-1(右から)
GK 三浦
DF 森岡(60分 大井)、伊藤、山本義(74分 古川)
MF 鈴木、山本康、遠藤、松本(74分 松原)
2シャドー 山田(64分 大津)、ジャーメイン(74分 金子)
FW 杉本
(守備時はリトリート時は5-4-1)

【勝負の分かれ目】
ガンバがビルドアップから両サイドに基点を作った上、有効なパス交換からジュビロのブロックを破ってバイタルエリアに進出できたことと、4-4-2のブロックを固めて、ジュビロのサイド攻撃を封じたこと。
選手交代策がズバリ的中。

【まとめ】
ガンバは、前半からビルドアップから両サイドに基点を作って、ジュビロのブロックを下げさせることに成功し、ジュビロの有効なクロスを防ぐことができ、また粘り強いディフェンスでジュビロを完封。
次節はアウェーでのアントラーズ戦につなげられるか?

ジュビロは両サイドからのクロスにより杉本を活用したかったが、ガンバのディフェンスラインに封じられてしまった。また、ディフェンスブロックもガンバのサイドチェンジを交えた攻撃により、最後にバイタルエリアを空けてしまった。
残念ながら、降格が決定し、来季はどのように立て直しを図るか?

#gamba
#ガンバ大阪
#jubilo
#ジュビロ磐田
#ガンバvsジュビロ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.10.29 18:41:20



© Rakuten Group, Inc.