045498 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

フットボール(サッカー)戦術研究

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

スパレーン

スパレーン

カレンダー

バックナンバー

カテゴリ

日記/記事の投稿

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2024.05.19
XML
2024年J1第15節FC東京vs横浜F・マリノスの試合を味の素スタジアムで観戦。1-1のドロー。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【戦術】
〈FC東京〉
攻撃では、4バックディフェンスラインとボランチ高と小泉の連携したビルドアップから、両サイドで右は右WG安斎、左は左WG俵積田が高く張ったうえ、右は右SB長友と、左は左SBバングーナガンテと連携して両サイドを基点とつつ、CF荒木やトップ下の松木が絡んでパス交換しながら、時に長友やバングーナガンテが時折ハーフスペースに進出して速い攻めを仕掛けていく。また、相手ディフェンスライン裏を狙ったフィードやアーリークロスも使用する。
守備では、4-4-2を基調として、前線からマンマーク気味のプレスをかけつつ、リトリート時はブロックディフェンス対応していく。
(相手CK時はゾーン対応)

〈横浜F・マリノス〉
攻撃では、4バックディフェンスラインとアンカー喜田に、時に右SB松原と左SB永戸がハーフスペースに移ってのビルドアップ(2-3-2-3的要素あり)から、両サイドで右WGマテウスと左WGエウベルの両WGがワイドに高く張ったうえ、時にFWロペスのポストプレーを利用しつつ、右は右WGマテウスと、右MF渡辺と右SB松原に、左は左WGエウベルと左MFナム・テヒと左SB永戸が連携し、頻繁にポジションチェンジしつつ、サイド→中→サイドを繰り返しながら、ハーフスペース、更にはポケットへの進出を狙って攻めていく。(後半途中から2ボランチの4-2-1-3に変更)
守備では、4-4-2を基調として、前線から積極的にマンマークプレスをかけていく。
(相手CK時はゾーン主体で、マンマークを併用)

【得点】
25分 ナム・テヒ(横浜F・マリノス)
55分 長友(FC東京)

【退場】
なし

【警告】
13分 喜田(横浜F・マリノス)
17分 バングーナガンテ(FC東京)
49分 長友(FC東京)
59分 エウベル(横浜F・マリノス)
75分 安斎(FC東京)
89分 植中(横浜F・マリノス)
90+1分 トレヴィサン(FC東京)

【試合の流れ】
(前半)
東京は4-2-1-3システム、F・マリノスは4-1-2-3システムにて、この試合に臨む。
まず決定機を使ったのは、F・マリノスで、5分に、右サイドでの展開から、右SB松原からパスを受けた右WGマテウスが中に切れ込みながら放った左足のシュートは、東京GK野澤の好セーブに阻まれてしまう。
また、F・マリノスは、10分にも、右サイドでの展開から、マテウスのクロスにペナルティエリアにて反応した右MF渡辺のシュートはまたもやGK野澤にセーブされ、続く11分にも、マテウスの右CKのこぼれ球に反応した左MFナム・テヒがシュートを放つも、バーを超えてしまう。
F・マリノスは、ビルドアップからの両サイド展開、CFロペスへのクサビのパスが連動して試合の流れを掴む。
これに対して、東京は、15分に、自陣中央エリアからの左サイドへのカウンターから、左SBバングーナガンテからパスを受けた左WG俵積田のクロスに、ペナルティエリアにて反応したトップ下の松木がボレーで合わせるも、F・マリノスGKの好セーブに阻まれてしまう。
東京は、F・マリノスの前線からの強烈なマンマークプレスによりビルドアップが阻止されてしまい、F・マリノスがボール奪取し、両サイドへの展開から先制に繋げていく。 
F・マリノスは、25分に、右サイドでの展開から、マテウスが中に入ってバイタルエリア中央にいた右WGエウベルにパスし、そのエウベルが左ペナルティエリアに走り込んでいたナム・テヒにパスして、ナム・テヒが中に切れ込みながら放ったシュートは、ゴール右上隅に決まって、F・マリノスが1-0と先制する。

(後半) 
F・マリノスは、左MFナム・テヒから榊原に替えて後半に臨む。(東京は選手交代なし)
後半に、まずチャンスを作ったのは東京で、開始草々、右サイドでの展開から、安斎が抜け出してグラウンダーのクロスを出すも、ゴール前に飛び込んだ味方に僅かに合わず。
しかし、東京は、このチャンスもあり、両サイドを基点として攻撃を仕掛けていく。
東京は、52分に、左サイドでの展開から、バングーナガンテからパスを受けた俵積田側中に切れ込みながら枠内にシュートを放つも、GKポープの正面を突いてしまうが、その流れを活かしてチャンスをモノにする。
東京は、55分に、左サイドでの俵積田のクロスはクリアされるが、そのこぼれ球に反応した松木からのパスを受けた長友が合わせてゴール→上隅に流し込んで、東京が1-1と同点に追いつく。
東京は、61分に得た松木の左バイタルエリアからのFKはバーを超えてしまうが、両サイドでのWGとSBとボランチとの連動性がよくなり、またバイタルエリアでの荒木や松木へのクサビのパスが通るようになり、東京が試合の流れを掴んでいく。
これに対して、F・マリノスは、前線からのプレスがかからなくなるとともに、ロペスらへのクサビのパスが通らなくなり、62分にFW3人の同時交代策に出て、CFロペスから植中に、右WGマテウスから井上に、左WGエウベルから宮市に替えて、試合の流れを変えようとする。
東京も、66分に、左WG俵積田から仲川に替え、仲川を右WGに、→WGだった安斎を左WGに配置する。
その後も、東京が攻勢に出て、68分には、バイタルエリアから右サイドに展開してパスを受けた長友のクロスに、フォア側にて反応したバングーナガンテが右足でシュートを放つも、GKポープの好セーブに阻まれてしまい、71分にも、左サイドでのカウンターから、安斎が出したグラウンダーのクロスに、ゴール前に走り込んでいた仲川に僅かに合わず、逆転には至らない。
劣勢が続くF・マリノスは、左MFの榊原を一列下げて、山根の同列にするダブルボランチに配置して、バイタルエリアなどを管理して対応していく。(4-2-1-3システム)
東京は、75分に、CF荒木からオリヴェイラに、左WG安斎からJシルバに替えて、攻勢を加えようとする。
その後は、両チームとも、了解サイドを基点として攻撃に仕掛けようとし、GKを含むディフェンス陣が粘り強く対応していく。
F・マリノスは、86分に、左サイド奥にてパスを受けた宮市が中に切れ込みながら放った右足のシュートは、GK野澤の好セーブに阻まれてしまう。
東京もロスタイムに入った90+5分に、オリヴェイラを基点としたカウンターからペナルティエリアまで進出して、ボランチ小泉から横パスをフリーで受けた仲川がシュートを左足でシュートを放つも、ゴール左上隅に僅かに外れてしまい、1-1のドローで終了。

【システム】 
(FC東京)4-2-1-3(右から)
GK  野澤
DF  長友、木本、トレヴィサン、バングーナガンテ
ボランチ 高(87分 原川)、小泉
トップ下 松木(88分 白井)
FW  安斎(75分 Jシルバ)、荒木(75分 オリヴェイラ)、俵積田(66分 仲川)
(守備時は4-4-2)

(横浜F・マリノス)4-1-2-3(右から)
GK  ポープ
DF  松原、上島、渡邉(37分 山根)、永戸
アンカー 喜田
MF 渡辺、ナム・テヒ(45分 榊原)
FW マテウス(62分 井上)、Aロペス(62分 植中)、エウベル(62分 宮市)
(守備時は4-4-2基調)

【まとめ】
東京は、前半、F・マリノスの前線からのマンマークプレスに手こずって、有効なビルドアップができずにいたが、後半、両サイドでの連動性がよくなり、同点に追いついた、後半は押していた時間帯も多かっただけに、惜しいドロー。

F・マリノスは、前半、プレスにより試合の流れを掴み、優位に進めていたが、後半はプレスの強度が落ち、FWへの縦パスなどのバスミスも多発して、東京のカウンターを多く受けてしまう展開となってしまった。不測の事態もあってのドロー。

後半途中からオープンな撃ち合いとなった中、GKを含むディフェンス陣の踏ん張りにより、拮抗した試合でのドローの結果になった。




#fmarinos
#横浜F・マリノス
#fctokyo
#FC東京
#FC東京vs横浜F・マリノス
#jleague
#Jリーグ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.05.19 19:53:02



© Rakuten Group, Inc.