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東京・上野動物園にいる唯一のジャイアントパンダ「リンリン」(オス、22歳7か月)が30日午前2時ごろ死にました。 2000年に「トントン」(メス)が死んでから、同園のパンダはリンリンだけになっており、1972年に「カンカン」「ランラン」が来日して以来初めて、同園のシンボルがいなくなったのです。 リンリンは国内最高齢のパンダで、人間でいえば70歳程度。今月上旬から動きが鈍くなり、食欲が落ちるなど衰えが目立っていました。同園は今月29日から公開を取りやめたばかり。死因は慢性心不全でした。
リンリンの死で、国内のパンダは神戸市立王子動物園と和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで飼育されている計8頭に。 世界で唯一、野生のジャイアントパンダが生息する中国は現在、絶滅の危険があるとして、外国への贈与をほぼやめています。繁殖のための共同研究という形で借りるしかないのが現状で、リンリン以外の国内8頭はいずれも中国に所有権があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月01日 19時59分36秒
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