本日、団体旅行に誘われて長野県へ行ってきた。
高遠城址公園さくら祭り
数年前まで伊那あたりに行く機会が多かったので、高遠へは機会があれば行ってみたいと長年思っていた。
そうは言うものの団体旅行の悲しさで、見たいところを見るという点において、現地での滞在時間がじゅうぶんではなかった。
「日本三大桜の名所」というだけあって、いろんな地方から多数の観光バスが来ていた。周辺の道路が狭いので何かと大変そうだ。
諏訪大社上社本宮にも行った。
ここは信濃國一之宮で、旧官幣大社だ。
さて、日曜日に出かけたくはないが、私なんかでも誘ってくれる人がいるということはありがたいことだ。仲間も好きだし、行先にも関心があったので行ってきた。
ところで、私は春の花見が好きではない。厳密にいえば桜は春だけ咲くわけではなく、年中どこかで咲いている。
毎年、春の桜の咲く頃には気分が沈む。当然、出かける気持ちにさえなれない。桜が咲き、新入生や新社会人などの存在を意識すると世の中が進み行く事を実感する。ろくでもない人生を送ってきた私は、そのように春を意識してしまうと、ますます世の中から取り残されたような惨めな気持ちになるのである。
誘ってくれなければ、「日本三大桜の名所」と称される高遠城址公園の桜を一生見ることもなかったであろう。もう見頃は過ぎていたけれど。
朝から雨、往路途中で暑いぐらいの晴れ、目的地の高遠では雨や曇り、復路は晴れだった。
なんと珍しく、夕方復路の中央自動車にて渋滞に巻き込まれなかった。