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カテゴリ:歌舞伎
今日は、歌舞伎巡業東コースを観劇しに、練馬文化センターへ。
とても暑い一日で、練馬の駅を出ると、熱波がすごかった~。 吉右衛門、染五郎、芝雀、歌昇という俳優陣での大歌舞伎。 一番は吉右衛門の由良之助で、「仮名手本忠臣蔵七段目」。 釣灯篭からの短縮版で遊興のくだりや力弥も出ませんが、最初の出から貫禄充分。 最後の九太夫をしかり付けるセリフが聞きどころ。(拍手!ものでした。) 吉右衛門以下、今回は、おかるに芝雀、平右衛門に染五郎と清新な配役。 染五郎は声の出し方が良くないのかカスレ声がちょっと残念では ありますが、ニンも合っていて、今後を期待させる出来でした。 おかるとのやりとり部分も義太夫にうまくのっていて、動きがとても 良かったと思います。 芝雀もおかるもとっても可愛らしく、若くていいですね。 他に序幕に「玉兎」(たまうさぎ)で染五郎。 切に、「太刀盗人」(たちぬすびと)。 たちぬすびとは、歌昇の盗賊(すっぱの九郎兵衛)。田舎者(高麗蔵)との 連れ舞の楽しさが少々ほしい。名手が下手に踊るという趣向だがいまひとつ。 盗賊らしさはあって前半は良かったのにちょっと残念、、。 また、頼りない目代を吉之助が好演。おおらかさがあって、大歌舞伎でも充分な出来。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月28日 23時04分27秒
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