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カテゴリ:明日の株式投資戦略
2013-02-19(火) これまで上げてきた部分の根拠に対する確認の相場。そしてこれからさらに上に行くべきや否やを 考える週なのかもしれないですね。次の相場転換はいつごろからスタートして、再び上昇するなら 去年11月中旬からの上げと、これからの上げはどこがどう違うのか。そのことで相場の様相が どう変わっていくのかいかないのか。日米欧のイベント、3月の年度末に向けての特殊事情。 毎年3月に向けての為替の習性など、考慮すべき材料がどうねじ曲がって、次の相場が形成 されていくのかの読みが大事でしょうか。海外投資家の買い越しが続いているようだけど、 生保など年金ファンドなどは1月から3月の中旬まではほとんど動かないのが普通。前に書いた けど、運用本部の3割ほどがトップも含め入れ替えの季節。現在の運用方針は去年の11月末の 2013年度方針に基づいて運用してるだけ。2月20日から3月15日ぐらいまでは退社が決定した ファンドマネージャー達が荷物を整理して、次の職場の地域に引っ越し準備してるころ。 次が決まってない人はヘッドハンターと毎日電話連絡をしてるころでしょう。運用チーム メンバーにとっては新しいボスがどこからやってくるかわからない状態でソニーでも 買いつけていたら、新任のボスに徹底的に投資した理由を問いただされるでしょう。 つまりまだ生き残ってるファンドマネージャーは新しくやってきたボスから解雇される 可能性が高い。そんなとき、新規の銘柄投資はやらないでしょう。 3月初めの大和など が主催する投資セミナーにやってくる外人が過去最高になるらしいけど、セミナーに 出席すると同時に日本企業の3月決算の事前取材ですね。そして2013年度の日本経済と 企業収益見通しを調査するためにやってくるのでしょう。帝国ホテルなど取材に便利 な場所にある高級ホテルは外人ファンドマネージャーの予約でいっぱいかもしれないね。 いわゆる春の取材合戦の始まりですね。つまり決算発表前に、印象として業績のよくない 企業は叩き売ってくるということでしょう。来期V字回復ならまったく問題ないし、 むしろ買いかもしれないけどね。株価の位置との相談でしょう。 今週は ●新聞、金融雑誌を読む。マクロ環境、産業動向などチェック。今年の景気のリズム、現在位置の 確認など。 ●証券会社のレポートをダウンロードして目を通す。 ●もう一度今年の相場のテーマをしっかり考え、その分野の本質。コア部分をしっかり考え 銘柄を厳選していく。たとえば「バイオ」なら去年のバイオと今年のバイオはどこが違うのか。 ちゃんと把握してないと銘柄間違えちゃう。「スマフォコンテンツ」なら去年と今年の 違うとこはどこなのか?今年がコンテンツビジネスのどこに注目すべきなのか、それは 株を買うに値するのか? などなど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年02月19日 14時45分27秒
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