日々随想

　あるTV局の腕ききとされる敏腕プロヂューサーが語った話．．．

質：報道バラエティとは一口に言うとどんなコンセプトであり、
何を狙いにしているのか？
答：今広告のクライアントは、朝の報道バラエティで宣伝した品物が、
どのくらい売れるかその日の夜には入手できる。 その数字で広告効果
を計り、費用対効果を検証する。
内容ではなく、その広告の効果が大事ですね。何を伝えるかじゃないんです。
どのくらいの数がその広告を見て、何をしたかです。
だから、朝の報道バラエティが凄く重要で、そのバラエティでどんな場面で
どんな広告が流れ、その効果はどう出てきたか、それしかないと言っても過言
じゃないですね。．．．　　以上


何も大真面目に現状を伝えようとなんかしてない訳で、常にクライアントの
方を向いて放送流してるって訳だ。　　視聴者はそんなもの観てもナンノ参考
にもなりゃしない。　意図的にクライアントとか権力者の望む方向に導かれる
だけの話。　気づいている人たちはいいけど、問題は小泉・竹中のターゲット
とした、彼らの乗せ易いと云う『B層』。　IQが低くて、何だか判らんが小泉が面
白そうなんで支持しよう、、、(彼らの言辞）ってんでメディア誘導に無思考のまま従いてく人たち．．．


彼らには、そのタレ流し無責任TVは恐ろしく悪影響を与えて世を廃頽に追い込んでゆく。
朝とか昼の報道バラエティのあと、そこでイイと伝えた食品はたちまちの内に
売り切れ続出とかで、現にスーパーに行ってみるとその通りであった。

B層とかそんな事に拘わらず、報道の影響力は大きい。　ヘタしたら、無責任な
報道番組が、大変な判断ミスを国民にさせてしまう危険性を持っている。
はっきり、売れっ子のエースプロヂューサーが平然と言うんだから！！
『何を伝えるかじゃなくて、その宣伝効果の反応が大事！』なんて云うんだから！！

これ、なんとか規制は出来ないものか？！　悪質な情報の一方的なタレ流し！！

世を廃頽に導く最大要因は現今の『白痴・悪導TV]である！！　

クライアントが喜んで、局が儲かりゃそれでイイってんだから！！．．．

あの『小泉郵政民営化劇場？』の際も、利得に与る米国の側から多額な資金が
電通を通じてメディアに流れたという。
だからだろう、ネットで気づいた者たちが叫んでも、毎年米国のあつかましい
請求『年次改革要望書』なるものの存在もトント報道しようとはせず、与党の
側に立って、小泉ショーばかりを繰り返し放映していた。

郵政民営化のマイナス点は、実施される事になって初めて伝える有様．．．

TV局なんて、登場して来る禿の三宅だとか、田原だとか、みんな信用できたもんではない。

体制側に都合の悪い事、クライアントに喜ばれない事はテント報道しようとはしない。

するのは事が終わってからだ。

この無責任メディアの在り方には、本当に歯止め、規制が必要な気がする。

公平な第三者機関に査定査定させ、その真実度・真剣度・誠実度・使命感の自覚の度合いをを世に公表して欲しいもの、尺度として．．．

所詮庶民は活字とかメディアには弱いもの、ともすれば信じ易い。

それだけに悪用されれば、空恐ろしい展開となる。


この第三者機関の厳しい判定・誅求は、今の世に、政治の面でも経済活動の面でも
今、特に必要とされているのじゃないのだろうか．．．





　　　
　　
　　　
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