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2008.12.13
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前回、「文氏がレーガンを大統領にした」「ワシントン・タイムズがレーガンを支えて冷戦を終結させた」とする統一協会の誇大宣伝は、文氏の病的で異常な誇大妄想が根本にあると書き、文氏の噴飯物の説教を紹介しました。
普通の人があのような説教を見聞きしたら、文氏の人間性に疑問を持つことでしょう。
しかし統一協会では文氏の存在は絶対であり、「み言」を不信することは「サタンの業」だと教えています。
そして文氏の誇大妄想の矛盾を補完し、末端の食口を騙して信じさせる為に、幹部達が事実を歪曲したり捏造して話の辻褄を合わせているのです。
その中でも代表的な、朴普煕氏の講話を紹介しましょう。


<レーガンを大統領にした文師とニューズワールド紙>
文師は悲壮な覚悟をされ、神に次の大統領を願いました。啓示で与えられたのはロナルド・レーガン氏でした。文師はレーガン氏を大統領に当選させることを神に誓いました。私は文師の指示でレーガン大統領侯補と会見するためにオハイオ州に行きました。当時、私はニューズワールド新間社の社長でした。私はレーガン大統領に会い、「あなたは神からアメリカの第40代大統領に選ばれました」と言いました。するとレーガン氏は非常に驚き、「それはいったい、だれの話ですか」と尋ねました。私が「文鮮明師への神の啓示によるものです」と言うと、「ではなぜ、神と文師は私を大統領にしようとするのですか」とさらに聞きました。そこで私は答えました。「神と文師はあなたを大統領にして、神と人類の敵、共産主義の終焉をもたらそうとしています。それがあなたの使命です」。レーガン氏とナンシー夫人は深く深く感動しました。 しかし、当時、レーガン氏が当選する見込みはまったくありませんでした。私はその理由を文師に述べました。 
(1)レーガン氏は71歳という高齢であり、アメリカの歴史にこのような高齢の大統領はかつてなかった
(2)レーガン氏は極右として知られており、アメリカ人は極右も極左のごとく好みではない
(3)彼は1976年に大統領選に挑戦して、失敗している
(4)彼はハリウッドの俳優出身であるため、政治家として真摯に受けとめられていない
(5)カーター大統領は現職であり、現職の大統領の再選はいつも80パーセントの確率で有利である。
これを注意深く聞かれた文師は、毅然としておっしゃいました。「だからこそ、私はその不可能なことを可能にするのである。神の栄光のためである。奇跡は神の力で起こるのだ」 文師は投票日の前日、「ニューズワールド紙で『レーガン、地滑り的大勝利』と予言せよ」と言われました。レーガン候補が勝利するかさえ疑間なのに、「地滑り的大勝利」とは、当時の事情からして、それはあまりにも現実離れしたものでした。 私たちはみな臆病になって小さく「もしかしたら、レーガンが勝利するかもしれない」という内容の記事の草案を書いて、恐る恐る文師にお見せしました。 それを見た文師は、それをごみ箱に捨ててしまいました。そして私を真正面に見据えながら、おっしやいました。「第三次世界大戦が起こったら、どのような見出しを新聞に書くのか」と。私は何気なく「それはもちろん、たいへんなニュースですから1面の大見出しで拳のような活字を使います」と答えました。すると文師は、「そうだ! それで行け! 私にはこれが第三次世界大戦だ」とおっしやいました。 翌日の朝早く「レーガン、地滑り的大勝利」の大見出しが躍る新聞を受け取ったレーガン候補は、まず鷲き、そしてたいへん喜びました。そしてこの新聞を掲げて記者会見に出ました。それが1980年11月4日、投票日の朝でした。このニューズワールド紙の写真がアメリカ全国の新聞に出たばかりでなく、アメリカのすべてのテレビが全国に報道しました。2億4000万のアメリカ人は投票日の朝、大混乱に陥りました。彼らはテレビを通じて「レーガン、地滑り的大勝利」はよく見えるけれども、これが「ニューズワールド紙の予言である」という文字は小さくてよく見えなかったのです。アメリカは一日中、「レーガン、地滑り的大勝利」の大見出しを見ながら投票したのです。そして、その予言どおり、レーガン氏は地滑り的大勝利を収めたのです。 文師はこの新聞1枚でアメリカ全国民の心理をレーガン勝利のほうに導いたのです。今、考えても、これは天才的な戦賂でした。
(ワシントンタイムズ社会長 朴普煕博士 希望の日講演青年大会メッセージ「日本の青年たちよ、行け、そして世界を救え」(1995年10月1日-12月3日)より)

http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Lynx/9732/park.html


長い間、統一教会のナンバー2だった朴普煕はとても口の達者な人物です。
あまりに口が達者すぎて、一和の工場隣の土地にマンション建設をする計画で、お金を受け取っていながらも建設が始まらないため訴えられ、ソウル東部地区検察に詐欺容疑で逮捕されました。
(2006年11月3日、懲役3年、執行猶予5年の有罪になりました。)
朴普煕はそのような人物ですが、上記の講話にも多くの嘘があります。

レーガンは1911年生まれで就任当時は69歳です。60代の大統領はレーガン以前に8人います。
アメリカは二大政党が突出しており、基本的には右の共和党か左の民主党を選ぶしかありません。
レーガンはハリウッドの俳優出身ですが、1967年から1975年までカリフォルニア州知事でしたから、大統領候補の経歴としては充分です。
現職は知名度があり有利ですが、歴代大統領で再選を果たしたのはカーターまでの38人中14人しかいません。
「現職の大統領の再選はいつも80パーセントの確率で有利」とは、算出の根拠が不明な数字です。
http://www.promised-factory.com/100years_after/potus/list.html
投票日の朝の記者会見の写真が、アメリカ全国の新聞に出るとしたら、それは投票日の翌日でしょうから、2億4000万人が投票日の朝、大混乱に陥った事実はありません。
文氏がこの1枚の新聞でレーガンを勝利に導いたなどとは、カルトの妄想でしかなく、反論の必要もないでしょう。

しかし幹部や古参の食口はこの朴氏の講話を真に受けるだけに止まらず、自らも嘘を加筆して宣伝しています。
ある古参の食口のHPを紹介しましょう。


レーガンの選挙はきわめて苦しいものであった。71歳という高齢での候補であったこと、一般に「極右」として知られていたこと、既に1976年の選挙で敗北していること、俳優出身であり政治家としての実績がないこと、現職のカーター大統領には根強い人気があること、実に多くの点でレーガンが不利であることは明らかで、ほとんど全ての新聞は「カーター優勢」との論調であった。
ところが投票前日、文鮮明師は自ら創設した新聞社「NewsWorld(ニューズワールド)」の朴普煕(パク・ポーヒ)社長に対して、「レーガンが地滑り的に勝利した(Reagan landslide)」という記事を大きな活字で大々的に書くよう命じた。常識で考えれば、レーガンが勝つ見込みもない状況でそんな記事を書いたら新聞社は世間の笑いものになって廃刊に追いやられると言うべきである。実際、朴社長は文師の指示した通りの記事を出すに当たって、社員に対して「明日、潔く殉教新聞になりましょう。最後の新聞を勇敢に作ってください」と語っている。
しかし、文師の予言は現実のものとなった。レーガンが奇跡的に圧勝したのである。驚いた米国の記者数百名がニューズワールド社に押し寄せ、いかにしてレーガンの勝利を予測したのかを朴社長から聞き出そうとした。その時、朴社長はレーガン勝利について文師から聞いたこと、文師自身は神から知らされたということを述べた。

http://www.chojin.com/history/reagan.htm


レーガンは1967年~1975年にカリフォルニア州知事であり、大統領候補の経歴としては充分だったにも関らず、上記のHPでは「政治家としての実績がない」と捏造しています。
また、レーガンを大統領にしたのは文氏の功績だと思わせる為に、「レーガンが不利であることは明らかで、ほとんど全ての新聞は「カーター優勢」との論調であった。」とも捏造しています。

これらは極めて悪質な捏造であり、11月4日の選挙の約2ヶ月前の世論調査では、カーターが現職大統領の知名度を生かせずに、両者互角の状況でした。


The Mood of the Voter(有権者のムード)
「TIME」1980.9.15号より

The latest public opinion poll conducted for TIME by Yankelovich, Skelly and White discloses just how close the race is once again. Carter and Reagan are deadlocked at 39% each, while Anderson's support is 15%・・・

(タイム誌のためにYankelovich、Skelly、そしてWhiteによって行われた最新の世論調査は、選挙戦がどれくらい接戦であるかをもう一度明らかにします。 カーターとレーガンはそれぞれ39%で膠着、アンダーソンの支持は15%・・・)

http://www.cnn.com/ALLPOLITICS/1996/analysis/back.time/9609/15/index.shtml


カーター自身、1976年の大統領選挙で共和党の現職フォードを僅差で破って大統領に当選しました。
しかし大統領任期中は、「人権外交」を標榜しながら大した手腕を発揮できず、イラン革命やテヘランのアメリカ大使館占拠及び人質救出作戦の失敗、アフガニスタン侵攻を許したことなどから、「弱腰外交」と叩かれました。
ちなみに大統領職を退いて後の1994年、北朝鮮訪問、当時の金日成国家主席と会談。
2002年5月にキューバを訪問、フィデル・カストロと会談。
世界を驚かせる外交手腕を見せ「史上最強の“元”大統領」「最初から“元大統領”ならよかったのに」と皮肉られた様に、当時のカーター政権は、経済的不況に加え外交的失敗が続き、選挙には不利な状況でした。

上記のように選挙戦でレーガンが不利だったと言うのは「文氏がレーガンを大統領にした」と思わせる為の捏造です。

上記のHPのように、文氏や大幹部の妄言を信じるだけでなく、わざわざ虚偽の内容まで加筆し捏造宣伝する幹部や古参の食口も多くいます。
なぜなら統一協会では、文氏の為に嘘をつくのは“善”だとする教理があるからで、伝道や勧誘時に正体を隠したり、家族に嘘をつくのもその為です。
マザー・テレサが文氏を認めたと言う嘘も、文氏をメシヤと宣伝する為の捏造で、そのような嘘さえも神の願う“善”の行いだとする教理なのです。

統一協会を一本の木に喩えれば、文氏が「根」、幹部が「幹」、古参の食口が「枝」、そして純粋な若者達は「葉」に喩えられます。
木の栄養素が根から幹、枝を通して葉や果実に伝わるように、文氏の病的で異常な妄想が「根」となり、その妄想を信じさせる為の幹部達の捏造が「幹」となり、上記のHPのような古参の食口達の捏造や歪曲が「枝」となり、「葉」である末端の食口や純粋な二世の若者に伝わります。

原理講論では、堕落人間が仲間を作り悪を広める事を「犯罪行為の繁殖」と言いますが、まさに統一協会と食口達自身が「犯罪行為を繁殖」して、真っ赤な嘘を広めているのです。

もし皆様の周囲に「文氏がレーガンを大統領にした」「ワシントン・タイムズがレーガンを支えて冷戦を終結させた」と信じている食口がいましたら、きっぱりと否定して教えてあげてください。






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Last updated  2008.12.13 23:17:14
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