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2008.12.23
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統一協会の「文氏が冷戦を終結させた」と言う宣伝が嘘であることは書きました。
しかし統一協会では「文氏こそがゴルバチョフに共産主義を捨てる決心をさせた」とも宣伝しています。

東西冷戦が終結するとゴルバチョフは権力強化の為に大統領制を導入し、最初で最後のソ連大統領に就任しました。
1990年4月、ゴルバチョフ大統領(当時)と文氏の会談が実現しました。

日本でも各紙が伝えたゴルバチョフ大統領と文氏の会談ですが、読売新聞によれば「約30分間会談した」そうです。
http://www.chojin.com/history/2/moshodo.htm


第一部の会談はゴルバチョフ大統領が語ったペレストロイカの説教であったが、第二部の単独会談は文先生が懇切に忠告する神主義の説教であった。
 彼は熱心によく聞いた。私は英語に通訳し、ソ連の通訳官はそれをロシア語に通訳する。真摯な言葉のやり取りに火花が散った。ゴルバチョフ大統領は首を縦に振りながら熱心に傾聴した。
「レバレンド・ムーン。あなたの言葉は普通の言葉ではありません。しかし、ソ連と私のために愛によって語ってくれた言葉であると信じます。私はきょう先生の言葉の真意を深く把握しました。ローマ法王庁訪問以後、宗教に対する理解の幅が広くなりました。宗教の役割に対してはレバレンド・ムーンと認識を同じくしています」
(「証言」朴普煕著)



この30分の会談は朴普煕自身が明らかにしたように、韓国語→英語→ロシア語の二重通訳で、ゴルバチョフ大統領と文氏の間に2人の通訳が介在する、正味10分の挨拶程度の会談でした。


後で知ったところによると、大統領は特に二つのことで文先生の人格を尊敬したという。
 第一に、文先生が共産中国に建設中であった「パンダ自動車工業」(広東省恵州市)に対してである。同じ共産国の中国に二億五千万ドルを注いで、アジア第一の自動車工場を造ったという説明と写真を見て、彼は新鮮な印象を受けた。とりわけその時期が、共産中国が国際世論から強烈な指弾を受けた「天安門事件」<23>以後であり、西側諸国が皆、中国から荷物をまとめて撤退したのに、文先生は「難しいときに助けてやるのが本当の援助ではないか。この時こそ中国を助けてやるときだ」と、むしろその投資を急がれたところに、非常に大きな感動を覚えたという。
 第二に、アメリカのダンベリー刑務所収監の報告であった。米国政府が迫害を加えて刑務所に閉じ込めたのに、受難の渦中にあっても、そのアメリカを許されたばかりか、当のアメリカのためにワシントン・タイムズを創刊され、アメリカのために私心のない投資をしておられると聞いて、それゆえわがソ連が共産国家だからといって、仇を討とうとされる方ではないと聞いて、大きく心を動かされたという。
(「証言」朴普煕著)



朴普煕によればゴルバチョフは当時統一協会が中国で進めていたパンダ自動車計画(その後大失敗)に興味を示したそうです。
ゴルバチョフにとって文氏は「大きな“手土産”を持って来たお客」に見えたかも知れません。

1990年7月には創価学会の池田氏もゴルバチョフ大統領と会談します。
詳しくは知りませんが、創価学会でも「ゴルバチョフ大統領に共産主義を捨てる決心をさせたのは池田先生」だそうです。
虎(ゴルバチョフ)の威を借りる狐は、あちこちにいるようですが、こちらは70分の会談ですから、統一協会よりは信憑性があるかも知れません。(笑)


ボリス・エリツィンが1990年にロシア共和国の大統領となり、ソ連共産党から離党を宣言して、ゴルバチョフの地位を脅かします。
1991年、ソ連8月クーデターの失敗でゴルバチョフの求心力が低下、エリツィンの影響力が増大します。
ゴルバチョフはソ連共産党書記長を辞任、資産を凍結しソ連共産党中央委員会の自主解散を要求し、ソ連最高会議はソ連共産党の活動全面停止を決定。
1991年末、エリツィンがロシア共和国のソ連邦からの脱退を進めたことでソ連は事実上崩壊。
ゴルバチョフが大統領を辞任して、「ソビエト連邦」の名は歴史から消えました。

ゴルバチョフはエリツィンとの権力闘争に敗れ、不本意な形でソ連崩壊を迎えたのであり、どこかの宗教指導者に感化されたのではありませんでした。


虎の威を借りる狐がもう一匹いました。
「法の華三法行 」(既に解散)の福永法源被告も、クリントン大統領、サッチャー元首相、ゴルバチョフ元大統領、ローマ法王、マザーテレサ女史等と会見しています。
福永法源は1980年「キリスト、釈迦に次ぐ最後の救済者」との「天の声」を受けたとして活動を開始。
出版活動や「足裏診断」などを通じて募った信者は約3万人。4泊5日の「修行」などで集めた資金は900億円を超え、街頭で「最高ですか」と叫ぶ修行でも知られました。
福永被告は、1994年3月から1997年2月にかけて、教団施設を訪ねた31人に足裏を診察するふりをして見せ、「このままではがんになる」と不安をあおり、病気を治すための修行代などとして計約1億4900万円を詐取したとされ、2000年に警視庁などが詐欺容疑で福永元代表ら24人を逮捕、1人を書類送検。
うち15人が詐欺罪で起訴され、11人の有罪判決が確定。
東京高裁は、懲役十二年(求刑懲役十三年)の一審東京地裁判決を支持、福永被告の控訴を棄却。

このような詐欺師でも、クリントン大統領(当時は現職)、サッチャー元首相、ゴルバチョフ元大統領、ローマ法王、マザーテレサ女史等と会見できました。
これらはすべて、海外に人脈を持つ貿易ブローカー等を通じて10億円以上の莫大な資金を投じて“買った”ものでした。
文氏も池田氏も巨費を投じて、ゴルバチョフ大統領との会談を“買った”ことは言うまでもないでしょう。






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Last updated  2008.12.24 01:09:34
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