懸賞戦隊アタレンジャー
懸賞戦隊アタレンジャーとは
思いつきで始めた不定期小説です。
これまでのエピソード先へのリンク一覧です。
エピソード0(2010年2月2日「懸賞戦隊アタレンジャー第0話」)
第1話『犬も歩けば棒に当たる』(2月4日「ケロケロエースを買ったであります」)
第2話『剥がしの錬金術師』(2月17日「ヒーローズ缶飲み干してヒーロー図鑑完成目指せ」)
第3話『取調室のライアーゲーム(前編)』(3月12日「叫べよ勇者」)
第4話『取調室のライアーゲーム(後編)』( 3月14日「ホワイトデーに贈るまったく関係の無い物語」)
第5話『ファイナルフュージョン証人!』(3月17日「一周年記念特別企画第二弾・続きを考えて 」)
第6話『当選のエクスタシー』(3月24日「大人のためのヒーロー小説」)
第7話『妄想の果てに』(4月27日「衝撃!!もう一人のアタレンジャー」)
第8話『導カレーし者たち』(5月5日「こどもの日スペシャルと見せかけて」)
第9話『今明かされる衝撃の真実!!ついに現れたラクセーン帝国!!!謎の指令の正体は!?』(5月10日「商品は一円でも安く ブログは一歳でも若く」)
第10話『ドキドキ☆戦闘初体験☆激しすぎて血が出ちゃった』(5月17日「緊急特番 どーなる!どーする?アタレンジャー」)
第11話『チェンジ!ドリームジャンボ』(6月2日「白昼夢パラダイス」)
第12話『神器なき戦い』(6月10日「侍戦隊シンケンジャーVS懸賞戦隊アタレンジャー」)
第13話『天下一武当会』(6月18日「小金の錬金術師」)
第14話『ジャッカスの日』(6月28日「電撃的に楽天競馬ラッキーくじ 」)
第15話『ちかづく審判つながる世界』(7月14日「500日目のありがとう」)
第16話『銀河落選伝説』(7月18日「難度AAA・関西テーマ編開始!」)
第17話『時をかける症状』(7月28日「R25で100万円ネバーギブアップ宣言」)
第18話『ポストの中の』(8月2日「ブログ常連者様へ暑中お見舞い」)
未来編最終話『懸賞創世記』(8月23日「アタレンジャーよ永遠に」)
コメント内で展開
第26話『アメリカ帰りのすごいヤツ!!』
「ケンショー?ホワィー?キャッシュでバイバイすればいいネー」
伝統の変な日本語をしゃべり、最初は懸賞を知らずすべて現金で買おうとするが・・・異父兄弟の妹をラクセーン帝国に拉致され
「グハハハハ!!この娘を助けたければ商店街のガラガラでティッシュ以外を当てて来い!!」
商店街ごと買い取ろうとするが順番待ちのおばちゃんに一喝される(後におばちゃんこそアタレンジャー指令だと判明)
いろいろあって・・・
アタレンジャー・ネオ誕生~~
色は当然ブラックだ!
必殺技はアメリカ仕込のムーンウォーク・当たック!!
第27話『他の5人の危険が危ない!』
五重塔の頂上に磔にされた妹。
助けるにはそれぞれの階にいる番人を倒さなければならない。
しかしここまでの戦いで5人のアタリエオンパワーは消耗しきっていた。
「ここはミーにオマカセね~」
登場したばかりの6人目の戦士ネオが塔へ上っていく!!
「無理だ・・いくらなんでも一人で5体のラクセーン獣を相手にはできないぞ・・」息絶え絶えのレッド。
「ミーはジャパンのコミックで育てられましータ。こんな時はこう叫ぶのでース---ときどき理屈に合わない事するのが人間なのよ!と」
レッドはネオの決意に涙した。
しかし彼はまだ気づいていなかった。
ドラえもん好きのネオが戦う相手に止めを刺すことができないことを。。。
第28話『死闘!五重塔』
ラクセーン帝国五本槍一番手・クレー魔は憤っていた。
五重塔に近づく黒ずくめのスーツの男。しかも体をくねらせながらの後ろ歩きである。
「この暑いのにMJかマトリックスでも気取ってやがる。まったく気に触るわぃ!!」
怪人が憤慨していたのはそれだけが理由ではなかった。
相手は一人なのだ。こちらは悪の組織なのだ。大勢で攻めればいいではないか。
なぜわざわざこんな塔を突貫工事で作って1階ごとに一人の番人を配置すると言う少年漫画でよくある光景を再現しなければいけないのか。
そもそもなぜ自分が一階担当なのか。あの黒服を倒したら上の連中は何もせず給料もらえるではないか。
「文句言わねば気がすまないわぃ!」
クレー魔は2階へ上っていく。
彼の言い分はおおむね正しかったと言っていいだろう。
しかし、クレームをつける相手が間違っていた。
が、そのことに気づくことはできなかった。
なぜなら
下請けに任せた五重塔の工事は設計図は偽装された上の手抜きで行われていたため、
ネオが呼び鈴を鳴らしたショックでもろくも全壊したのであった・・・五本槍全員を巻き込んで。
アタレンジャーブラック・ネオの能力・・
それは「ビギナーズラック」だったのだ。初めて戦う相手には幸運だけで勝利する恐るべきパワーだ。しかし本人はそのことを知らない。
敵全員を瞬殺したネオ。
目の前に広がる瓦礫の山。
とらわれた妹は!?まさか一緒に・・。
心配することはなかったビギーナズパワー発動で
女性の声がどこからか聞こえてきた。
埋まっているようだが無事のようだ。急いで駆け寄る。
「おーー!!マイシスターですかー!!?今すぐヘルプしますでーす」
かすかな返事が聞こえてくる・・
「お・・おにいちゃん・・・たすけ・・て・・
助けてけろーーー!!」
ケロ?
第29話『アイ・アム・レジェンドのごとく』
瓦礫の下から奇跡的に助け出されたネオの妹。今は第二基地でアタレンジャーたちと暮らしている。
五重塔で幹部たちを瞬殺できたことで帝国からの攻撃も止まり平和な時を過ごしていた。
妹は事件のショックで記憶を失っていた。
ネオ『ユーはミーのシスターでース』
妹「覚えてないケロ。でもおにいちゃんなんだケロ」
2人が異父兄妹であることは指令の調査で判明していた。しかし妹に関する資料はほとんど失われていて名前もわかっていなかった。
ネオ『とりあえずネームをつけまショーねー。きっとケロケロ言ってるのはミーと同じでカエル好きだからネー。そーねー、今日からケロと呼ぶねー!!ユーはケロねー!!』
妹「わたしはケロ・・・ アイ・アム・ケロ!!」
それから2人は記憶を取り戻すためと称し大量の漫画本を基地に持ち込み昼夜の区別なく読みふけっていた。。。
その光景を疑いのまなざしで見るものがここにいた。
あれが妹とは到底思えない。どう見ても年上ではないか。
化けの皮を剥いでやる!!
そう、剥がすことならお手の物
剥がしの錬金術師・ブルーであった。。。
第30話『カエルの歌が聞こえてくるよ』
漫画に熱中していたネオが気がついた時には
すでに基地に他のメンバーの姿はなかった。
『皆さん、どこ言ったんですカー?ホワーイー?』
「ケロケロケロ!」
突然けたたましく笑い始めたケロ。
「ケロケロケロ!!!」
「ケロ」しか言っていないように聞こえるが
これは地球侵略に来た宇宙人がなぜか親切に日本語をしゃべっているのと同じ原理である。
いちいち翻訳する手間を省いた表現なのである。
解説すると
なんと
ケロこそ
五重塔最上階にいたラクセーン帝国の支配者
女帝ケロだったのだ。
決着をつけようと自ら
記憶喪失を装いアタレンジャー秘密基地へ潜入。
隙を突いて5人を別次元へ飛ばしてしまったという。
「ケロケロケロ!!!」
ネオの特殊能力・ビギナーズラックもすでに五重塔で一度使われている。2人の対戦は2回目である。したがってもう発動しないのだ。
ケロはメガネをはずした。
ゴルゴン3姉妹の顔を見ると石化してしまうように
女帝ケロのすっぴんを見たものは
すごく遠くへ吹っ飛んでしまうのだ!!
こうして6人はいずこかへと消えた。
アタレンジャー基地はラクセーン帝国の居城へと姿を変えることになった。
「ケロケロケロ~」(「続く」と言ってます)
第31・32・33話 掲示板閉鎖によりこちらに転載
第31話「掲示されし神の啓示」
「ここはいったい・・」
女帝ケロによって時空間を越えて飛ばされてしまった6人。
気がつくと
そこは 見覚えがあるようで かといってまだ訪れたことはないはずの 不可思議な世界だった。
賢明なる読者諸君なら すでにお気づきであろう。
そう!
ここは掲示板。
日記のコメント欄とは似て非なる世界。
半ば放置状態で
この世界では身動きがとれなくなるのだ!
はたしてこの世界から6人は脱出できるのであろうか。
第32話「リローデッドでどうでしょう」
ケロケロケロ・・・
上からか下からか笑い声が聞こえてきた。
勝利の美酒に酔いしれた女帝ケロの姿が空間に映し出された。うちひしがれている6人の姿を見て酒の肴にするつもりであろうか。
しかし こちらからは攻撃しても意味はない。そこにあるのはいわば立体映像なのだ。
しかし、ここで異変が起こった。
ケロの顔が青ざめた。
なんと ネオが現れたのである。
これはどういうことだろうか。
確かにネオは他の5人と一緒にこの掲示版に閉じ込められている。
しかし、あちらの世界にもネオの姿が。
2人のネオ!?
驚く5人がネオに聞く。
「あれは誰だ・・?」
「ジャパンの言い伝えにこーありマース。
『困ったときは双子』デース』
そう!話を盛り上げようと脇役を死なせちゃったら
『なんで殺すんだ!』と投書が殺到したり
思わぬヒットしたのでパート2を作りたいけど最後に主役死んじゃった映画の場合は
双子で解決!!
レッド「ちょっと待て。もともとあの女帝はお前の妹という設定だったろう。ここで双子を出すのか。それじゃあ北斗の拳のカイオウ編みたいにややこしくなるだけだぞ」
ネオ「それもソーデスネー。ミーもツインズがいた記憶ノーサンキューね」
などとやっているうちに肝心のコメント世界では
もう一人のネオが女帝に迫っていた。
はたして本当に双子なのだろうか?
そして戦いの行方は?6人は戻れるのか?
第33話「レボリューションでいかがでしょう」
突如現れたもう一人のネオ。
であったが女帝にはまるで歯が立たない。
逆に追い詰められる。
その時!
一人・・・また一人・・さらに一人と・・・
総勢6人のネオが現れた!
「おいおい!お前6人兄弟だったのか!?そんな想定の範囲内は許されるはずがないぞ」
と、レッドが発した直後
さらにまた一人、また一人、また一人・・・
もう数え切れないくらいのネオがなだれ込んできた!!
「オー!なんだか見覚えがありマースね、こんなムービー」
そう、サングラスに黒いスーツの無数のそっくりさん。
これはマトリックスか!?
「ちょっとー!!今までの話は仮想現実で済まそうって魂胆!」グリーンが我慢しきれずに叫ぶ。
夢オチとかぶるぞ・・・と心配するレッド。
さすがの女帝も一人で群がるネオ軍団をはねのけるのは困難なようだ。おそらくそれで時空超越能力にほころびが出たのだろう。
掲示板の一角にひびらしきものが入った!
すかさずブルーが剥がしの錬金術の本領発揮。一気に時空間を剥ぎ取る!!6人はついに掲示板からの脱出に成功した。
はたして6人はどこへ現れるのか。
そしてネオ軍団の正体は?
女帝との対決の行方は?
第-34話 「めざせザッピング小説」(コメント欄にて)
第-35話 「自由空間への招待(前編)」(コメント欄にて)
後編は前編を読んでリンク先をお探しください。
第36話は「パーツ置き場」で公開中です。
「アンパンマン対アタレンジャー」
番外3篇
「かいじゅうたちのいるおうち」にてお探しください
第37話は 第17話の日記・第38話は第18話の日記のコメント欄にあります。
第39話および最終話?は「本日臨時休業」(コメント欄にて)
第43話『当たって砕けて全滅だ!!』
『グリーンはどうした!全員揃わないと必殺大剣衝が使えないぞ!!』
『今連絡をとってます・・グリーン~グリーン!!』
・・・
『ごめん。今日はあの日だから見学』
さよならアタレンジャー