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弁護士・伊藤和子のダイアリー

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2008.05.05
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カテゴリ:カテゴリ未分類

今日は、幕張で開催された9条世界会議に参加してきました。
憲法9条の世界的意義を訴える、というものでしたが、
昨日は3000人が入れないほどだった、という盛況ぶり。
本当に盛況で、活気のあふれるフォーラムでした。
会場にいたのはどういうひとたちかというと、
NGO(知り合いにたくさんあいました)や
普通の市民らしき人々で、若い人がとにかく
多かった。

 いろいろな分科会がありましたが、私が一番
胸にせまったのは、アフリカからきた法律家が
アフリカ各国で戦争で市民が残虐に殺されていく、
殺し合いをやめない、混沌とした絶望的な実情を訴え、
「私たちにとって憲法9条というのはまだ夢だ。
まだ夢だけれど、この会議から
帰国したらアフリカの友人にこの夢について話そうと思っている。
私はこの夢をまず、このような戦争をやめさせようという
会議をアフリカで開くことから実現したい。」
と言ったこと(その後、この法律家と話し込みました)
 そして、私の友人たち(イラク・ホープ・ネットの人々など)が
イラク各地でやっているイラク支援の報告
と彼らの決意のほどにも改めて感激しました。

 常時戦争状態のアメリカで暮らしたこともある私にとって、
日本が平和であることは実にかけがえのないことだと実感します。
 そして非暴力の理念でイラク支援を続ける人たちや、戦争に強く反対する多くの
人々がいることは、間違いなく、日本が持つ、かけがえのない、比類なき良さです。
これは9条を含む憲法の理念が日本社会にもらたした素晴らしい影響でしょう。

今日もうひとつ、以下の良いニュースに接しました。
劣化ウランに関する超党派の勉強会の発足。
罪のない人々の命を奪う劣化ウランをなくすために、貴重な第一歩であり、
今後の動向を注目したいと思います。

http://www3.nhk.or.jp/news/k10014394091000.html


健康への被害が指摘されている劣化ウラン弾の使用禁止を目指して、近く超党派の国
会議員による勉強会が発足し、
政府に対し、国際社会の中で使用禁止に向けて積極的な役割を果たすよう働きかけて
いくことになりました。

劣化ウラン弾は、戦車などの厚い装甲も貫通する兵器で、さく裂した際に飛び散るウ
ランが人体に取り込まれると、
がんや白血病などを引き起こすおそれがあると指摘されており、国連決議に基づい
て、日本政府など加盟国は、
劣化ウラン弾の影響に関する見解を今月末までに国連事務総長に提出することになっ
ています。
これを受けて、自民党の三原朝彦衆議院議員と民主党の近藤昭一衆議院議員が中心と
なって8日に
超党派の勉強会を発足させることになりました。勉強会では、専門家から劣化ウラン
弾の使用禁止に向けた
各国の取り組みなどを聞き、理解を深めていく一方、日本政府に対し、国際社会の中
で使用禁止に向けて
積極的な役割を果たすよう働きかけていくことにしています。







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Last updated  2008.05.06 01:19:02


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