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コトノハ~慧真館~

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Feb 7, 2010
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カテゴリ:独り言
中3生のことがかわいくて仕方がないと、毎年思う。

去年の今頃もそうだった。
後期に向けて、一生懸命勉強している中3生がかわいくて仕方がなかった。
この子たちと一緒に過ごせる時間があと僅かであることを考えると、寂しくて仕方がなかった。
当時の中2生(今の中3生)を見て、この子たちのことを、来年もこんな風に思うことが出来るんだろうかと、不謹慎なことを思ったりした。

そして1年経って、当時の中2生が中3生になった。
この子たちの勉強している背中を見て、「まだまだ頑張ってないな」と言う人は1人もいないだろうと思う。
飲食も忘れて、トイレに立つ以外に椅子から動くこともせず、ずっと机に向かっている。
最初のうちは、自分に甘かったり、自分を誤魔化したりと、精神的にどこか弱いところがあったりした子たちだが、それも随分と改善された。
もうすぐこの塾を卒業するが、どこにでも出しても恥ずかしくない生徒たちだ。
そんな中3生を見ていると、かわいくて仕方がない思いでいっぱいになる。

うちの塾はとても小さな零細塾で、少人数の塾だから、必然的に生徒1人1人との関係がとても密になる。
中3生のことを、単なる『生徒』だとは思えない。
とは言え『子ども』でもなく、『年の離れた弟や妹』でもなく、『親戚』という感じでもない…、言葉では表現し難いとても特殊な濃い関係になる。
賛否両論はあるだろうが、生徒たちと濃い関係を築き上げることのできるこの塾を、私はとても気に入っている。

今年も、かわいい中3生と一緒に過ごせる時間も、あと僅かとなった。
緊張と、焦燥感と、寂しさと、愛おしさがごちゃ混ぜになって、胸がはち切れそうになる。

中3生の隣で、定期テストに向けて勉強している中2生を見ながら、来年はこの中2生たちのことを、同じように思うことが出来るのかと不安になった。
でも、確実に言えることは、また来年も同じことを思っているのだろうということだ。
きっと、この気持ちは、この仕事をしている限り毎年ずっと繰り返されるのだろう。
まるで、無限のループみたいだ。







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Last updated  Feb 7, 2010 11:40:18 PM
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