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カテゴリ:ビジネス本
天才的な数学者と聞くと何を思い浮かべますか?

おそらく、今あなたが思い浮かべたことはほとんどあっていないでしょう
天才といっても、良く悪くも人間なのだと、ただ少し振幅が激しいだけだと

今回紹介する著書の次の下りが見事の一言で言い表しています

「学問を除けば、我々と同じように、恋をし、失恋を嘆き悲しみ、他人を嫉妬し恨んだり、抜け目なく行動したりする人間であることも確かめた。我々と同等、いやそれ以上に人間臭い人間であることも分かった。」

そういった天才の栄光と挫折を「国家の品格」の藤原氏が天才の栄光と挫折―数学者列伝で書いています

最初に藤原氏の後書きを紹介してから、個別学者のエピソードを紹介していこうと思います
なにはともあれ、是非一読してほしい本です

紹介したい言葉
283頁 あとがき

ここに登場する九人の数学者は、私が数学に足を踏みこんでから、ずっと神様のように思ってきた存在だった。少し大げさに言えば、本当に自分と同じように起きて眠って食べて出していたのだろうか、とさえ思っていた人々である。

それがいつの頃からか、どんな天才でも神様であるはずはない、と思うようになった。若さを失った頃からだったかもしれない。と同時に、人間であるならどんな人間だったのか、きらびやかな衣の下に隠れた生身の人間を知りたくなった。

数学史の本を何冊か読んだが、業績紹介に重点がおかれていて、人間像は浮かばなかった。伝記にも目を通したが、それらは詳細な履歴書のようなものであったり、俯に落らない憶測が多かったりで、しっくりこなかった。

自ら現地に足を運ぶことにした。いくら輝かしい天才であろうと、生まれ育った風土の影響下にあるはず、と考えたからである。ここでいう風土とは、自然、歴史、民族、文化、風俗などである。

調べていくうちに、天才の人間性ばかりか数学までが、そういったものの産物であることが分かった。その天才がその時そこに生まれたのが、まったくの偶然でなく、当然あるいは必然とさえ思えるようになった。

学問を除けば、我々と同じように、恋をし、失恋を嘆き悲しみ、他人を嫉妬し恨んだり、抜け目なく行動したりする人間であることも確かめた。我々と同等、いやそれ以上に人間臭い人間であることも分かった。

これら天才を追う中でもっとも胸打たれたのは、天才の峰が高ければ高いほど、谷底も深いということだった。栄光が輝かしくあればあるほど、底知れぬ孤独や挫折や失意にみまわれている、ということである。

人間は誰も、栄光や挫折、成功や失敗、得意や失意、優越感や劣等感、につきまとわれる。そしてそれは自らの才能のなさのため、と思いがちである。否。天才こそがこのような両極を痛々しいほどに体験する人々である。凡人の数十倍もの振幅の荒波に翻弄され、苦悩し、苦悶している。

天才がこのようなものと知ってから、天才は私にとって神ではなくなった。自ら進んで創造の苦しみを肉体にそして骨にくいこむほどに背負って歩いた人。
たまたま運良く、あるいは運悪く選ばれたため、この世にいて天国と地獄を見た人といってもよい。 抜粋了
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)

3.本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと
自分は天才でないので、逆説的に栄光や挫折、成功や失敗、得意や失意、優越感や劣等感、につきまとわれずにすんでいるのかもしれないと言うこと

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このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、
 ・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと

を徒然に書す備忘録的ブログです

訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、
今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように
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最終更新日  2008年12月19日 06時55分38秒
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