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カテゴリ:南西地方
南西地方 AOCコート・ド・デュラス AOC Cotes de Duras ラ・プティ・シャペル・ラ・スース2005 La Petite Chapelle La Source 造り手不明 M.M.R(?) メルロー60% カベルネソーヴィニヨン30% カベルネフラン10% アルコール度12% 輸入:有限会社 東京実業貿易 購入価格:798円 色は透き通った紫。上澄みが微妙に褐変しかけ。 香りはカシス、ブラックベリー、プラム、緑茶、イチジク、カカオ?インク? 味は渋味と酸味。余韻に渋味と軽く苦味を伴う酸味。 お、悪くない。 味も香りも正統派ボルドーに非常によく似た質と流れ。 香りの出方が結構頑張ってるな。 渋味をしっかり出した上で、酸味が追従。 余韻の苦味が酸味を上手く引き立て、価格と経年の割には果実感も感じさせる。 変な1000円ボルドーよりも、ずっとしっかりとした味。 あ・・・いや、抜栓15分弱で香りの勢いが早くも衰え始めた。 最初から苦味を思わせる香り要素も多かったが、 余韻の苦味が目立ってきて酸味のニュアンスを壊し気味。 まあこれはこれで、熟成ボルドーっぽい落ち着いた味になってきたと言えなくもないが、 渋味単独の味構成に近くなり、好みによっては評価が分かれそうな味に。 30分経過で1000円ボルドー並みの、ちょい渋の水っぽい味に。 最初は良い出来と思ったが、こう変わると もう安っぽさを隠し切れなくなってくる。 シュッド・ウェストの雰囲気よりも、ボルドーのイメージが強いワイン。 安ボルドーの一種と捉えた場合、ヴィンテージもセパージュも嘘が無い綺麗なワインと思う。 安ボルドーに慣れてる人ほど許せるが、そうでなければ「ちょっと渋い、赤い水」にも(時間経過後は特に)感じそう。 複数人で開けて、早めのガブ飲みを推奨。 一応、値段以上。 抜栓直後なら1200円弱を狙えるクオリティ。 時間経過後でも880~980円位のガブ飲み系ボルドーなら十分に闘えるレベル。
標準で1200円オーバーだと とても良好なコスパとは思えない。意味が無い。 高価くても1000円を下回ってこそ、このワインの魅力を魅力と受け取れる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/08/20 01:50:45 AM
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