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カテゴリ:ラングドック・ルーション
ラングドック・ルーション AOCコトー・デュ・ラングドック ヴィーニュ・エリザ・ピクプール・ド・ピネ2008 Vigne Eliza Picpoul de Pinet レ・ドメーヌ・ポール・マス Les Domaine Paul Mas ピクプール(・ド・ピネ)100% アルコール度13% 輸入:株式会社ドウシシャ 購入価格:1024円 色は黄色がかった金色。 香りはグレープフルーツの皮、シロップ、リンゴ、グリーンピース、パセリ、炒り豆腐? 味は薄い苦味と酸味。余韻に薄い甘味と薄い苦味。 普通だな。 ちょっと青臭い傾向の香りに、ミネラル感と ほんのり果実感。 ロワールのソーヴィニヨンブランとミュスカデの間っぽいニュアンス。 突出要素は無く中庸の味を保ち続け、フラットな味の出方。 良くも悪くも“白ワイン”としては手堅い出来。 90分以上の時間経過・温度上昇でも味や香りに変化は無く、安定してる。 でも味わいは割と平坦で、あまり魅力的な特徴は無い。 最初の一口で感じた“ロワールっぽさ”も 香りと微かな苦味が記憶と一致しただけで、これが美味さを生み出してるとは言えない。 これはラングドックだとかピクプール種だとか関係無しに、ごく普通の1000円レベルの白ワイン。 これなら同じヴィーニュ・エリザでもシャルドネの方が美味さが明確で万人向け。 「ピクプールという葡萄で造られたワイン」という以外にウリが無い。 その上で、このワインならでは、という品種の特徴が有るとも思えない。 否定的な意見が出易い(或いは肯定的意見は出ても選ばれない)タイプだな。 これはこれで料理は選ばないのかもしれないと思ったが、合わせようと思ったら結構範囲が狭そう。 薄味に合わせて素朴なツマミ(生姜多めの冷や奴、塩胡椒振っただけのバケット等)か、ワインの薄味感を補填出来る濃い味付けの料理(中濃ソース多めのコロッケやメンチカツとか)に向く。 値段相応。 約1000円というのを考えれば、可も無く不可も無く。 だが正直 有効的な扱いは難しく、あまり美味しい(使える)ワインではない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/08/20 01:19:51 AM
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