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2015/11/22
カテゴリ：日本酒
 岩手県 陸前高田市 酔仙・純米酒 Suisen JunmaiShu 酔仙酒造株式会社 Suisen Shuzou KabushikiGaisha 岩手県産米100％ (精米歩合70％) 9号酵母使用 2015年3月製造 日本酒度 +2 酸度 1.6 アルコール分 15 購入価格：1439円(1800ml)(2057円の商品入れ替え30％off) 香りは餅、柚子、葛湯？ ごく普通の日本酒の香り。 穏やかな甘味にユルい酸味。飲み易い。 喉を通るところからの苦味(雑味？)で一瞬重みを演出しつつ、余韻の間延びをザッとカット。 良い意味で普通。 軽やかな甘味感と薄～く張った酸味と旨味。 奇を衒う事無く、出来る事だけを出来る範囲でやる。 その手堅さ堅実さが、本来の実力以上の美味さを打ち出してる感じ。 香りは弱いが、標準の純米酒だし、そこがポイントの酒ではないので割とどうでもいい(香りの弱さがマイナスにはなってない)。 普通さが悪い方向に行って、味に伸びや重みといった特徴に欠ける雰囲気も無くはないが、この辺は個人の好みとタイミングの問題。 ★熱燗にしてみた★ ただでさえパッとしない香りが、モワっとさらに野暮ったく。 穏やかだった甘味に重い雰囲気がでて飲み応えが出てきたが、酸味は減退。 燗酒としては悪いとは言わないが、冷や(常温)と比べるとこっちは単調で個性が弱い。 これこそ完全に好みの問題だな。温めに温度が下がれば、もう少し酸味が盛り返してくる。 総合的には、気張らず自由に飲める、日常消費用の食中酒。 冷やで充分、燗酒もそこそこ。 冷え(8℃前後)だと澄んだ感じが逆に単調さを助長する感じになるので、食前酒なら良いが、物足りなさが強くなる。 とはいえ、温度による印象の違いは好みの問題による変動幅が大きいので、ここは飲みながら試すしかないかも。 単調さを助長とは言ったが、冷酒でも軽い味を軽いまま楽しめるので、個人的には全然嫌いじゃない。 料理は和食全般何でもOK。 演歌の世界よろしく炙ったイカwや冷奴、刺身・酢の物・串焼き・味噌炒め、全てに対応可能。 一般的な洋食以外で合わない物を探す方が難しいレベル。 元の約2000円で値段相応。 普通の純米酒でこれは上出来。 味だけでも充分4合瓶1000円の基準を順当にクリアー。 ★楽天検索 酔仙 純米酒★ 楽天扱い約4件 1升瓶のみ1849円～2097円 平均1900円前後 1升2000円未満で買えるなら十分。 デイリー日本酒としては手堅い出来。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2015/11/23 05:03:57 AM
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