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カテゴリ:日本酒
石川県 金沢市 日榮(日栄)・山廃仕込み・本醸造 Nichiei YamahaiJikomi HonJouzou 金沢中村酒造株式会社 Nakamura Shuzou KabushikiGaisha 又木一彦(能登杜氏) 五百万石(精米歩合65~70%)、醸造アルコール 2015年8月製造 日本酒度 +3 酸度 1.4~1.6 アミノ酸度 1.4~1.5 アルコール分 14 購入価格:760円(720ml)(950円の店舗改装の為の整理特価20%off) 香りはスチールウール、古い米、デンプン糊、玄米茶? ん~、あまり良い香りではない。 安酒特有のショボさを感じる。 口当たりからは一瞬(ホント一瞬)甘味を出してて良かったが、余韻がやたらエグい、浅い。 何か金属っぽい印象?の味が拡がる。 口内では苦味がまだらにちらほら。 辛口と言えば辛口の酒。 余計な甘味は一切出さず、余韻にうっすらちょこちょこ旨味と苦味を残す。 不味くはないけど、かといって進んで飲む気にもなれない、美味いと感じられる要素が無い。 スッキリしてると言うより、メインの味の軸がほぼ無味、ただただ希薄。 米焼酎の方がもう少し甘味や飲み応えを出してくれると思うのだが。 最大限良く言ってクセの無い万人向け、悪く言って(水道水みたいな)水の様。 ★冷や(ほぼ常温20℃程度)が かなりアレだったんで、熱燗に★(電子レンジで約1分弱) あぁ~・・、大分マシになった。香りは綿飴、蒸し米、餅? 味は微妙に酸味の雰囲気を感じる様になり、 冷や状態の悪い意味の水っぽさが、逆に燗酒ではキレの良さを生む。 山廃仕込みの日本酒は燗酒にしてナンボか!? これは熱燗限定推奨。 いやいやいやいや、これはダメかも分からんね。 香りはアレで、味らしい味も無し、熱燗状態ならいくらか見所も有ったが、そこまで行って普通の酒の位置。 飲み手も飲み方も選び過ぎるのに、決して美味い部分が特別魅力的というわけではない。 1800mlで1200円位の山廃系紙パック日本酒の方が、まだオールラウンドに飲ませる要素を主張出来てる。 料理がどうこう言えるレベルではない。何にも寄与しない。 料理(或いは酒)が美味くなるとか不味くなるとか、何も無い。 熱燗にして ようやく おでん か 鶏つくね位の味に合いそうな感じに。 値段以下。 20%引きの760円でもまだ高価い。 せめて680円以下で。 これとよく似た日本酒を思い出した。新潟の、越の初梅・辛口・本醸造・原酒だ。 本醸造で辛口で香りイマイチ、料理に合わないやつ。辛口が過ぎて味らしい味がやたら弱い点も同様。 日本酒としてどうかも分からんのに好みにも合いにくい、これは自分が飲むべき日本酒ではなかった。 これが四合瓶通常950円とは、何とも厳しいとこ。 「山廃(又は生もと造り)」で「本醸造」となると大体この位が相場っぽいが、自分なら普通の純米酒選んじゃうなぁ。 あと200円出せれば、確実に+200円分以上の満足度を追求出来る酒を買えるはず とか思っちゃうw。 ★楽天検索 日榮 本醸造 山廃★ 楽天扱い2件 どちらも1升瓶で、キング&クイーンで1831円 方舟で2138円 「ややフルーティーな香りが有り、澄んだ甘味を軸に旨味を伸ばす味構成の日本酒が好きな人」は買ってはいけない。 買うならせめて熱燗好きだけ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016/04/04 03:46:09 AM
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