オリンパスペン用レンズの発色撮り比べ
前から気にはなってはいたんですが、先日の三浦で空の色があまりにも違うのでオリンパスペンE-P3用に使っているレンズをざっとチェックしてみました。最新のシグマ19mmDNはテストの必要もないので除外、望遠系も除外ということでとりあえず5種類です。左からヤシノン45mm F2.8,トキナーAT-X285 28-85mm F3.5-4.5,トキナーRMC35-105mm F3.5-4.3,オリンパスOM用ズイコー40mm F2.0,コンタックス・ツァイス・テッサー45mm F2.8です。単に発色の違いを見るだけなので、ズームレンズは40mmほどになるようにセットし、すべてのレンズは絞りを5.6に設定。あとはプログラム・オートで撮ったのでレンズによりシャッタースピードが変わっています。まずはヤシノンです。このレンズは1960年製のヤシカ・ミニスター(35mmレンジファインダーカメラ)を分解して取り外し改造したものです。4群5枚でコーティングはされていますが白黒時代の物です。それなのに、最も青空がスッキリ青い!という発色でした。これと同じようにヤシカエレクトロ35のレンズの物(45mmF1.7)もあるので同じような傾向になるのかなぁ。富岡光学製と思われるレンズですが57年経っても問題無しというのは、やはりすごい。先日使ったトキナーAT-X285です。このレンズだけはフレアが発生しコントラストもガタ落ちなのでレンズフードを使って、再度テストします。こういう部分がこのレンズの評価が低い元凶でしょうね。レンズフードを装着したらフレアはなくなりました。が!やはり空の色が沈む感じですね。全体的に黄色が強い感じでしょうか。ちなみに、今回テストしたレンズの中では、最も新しい1982年製です。(35年前という・・・)同じトキナーRMCでAT-Xの前身というか廉価バージョンらしいです。ところが評判はこちらのほうが良いんですよね。フレアはありません。ただ、色合い的に地味な空の色でトキナーの色なのでしょうか?オリンパスOM用の40mmF2.0です。このレンズ、カミさんのOMに着けてあってほったらかしになってカビていたものを復活させたものです。買った当時は中古で買いましたが、不人気ということで爆安だったと思います。ところが最近じゃ稀少価値とかで、ヘタすりゃ60000円なんてのもあるご時世・・・。色合い的にはヤシカとトキナーの中間というか、ナチュラルな感じですね。最近のオリンパスのレンズには興味ありませんが、昔のは良かったよなぁ。最後がテッサー45mmです。オリンパスと同様の発色ですね。露出の微妙な違いが色の微妙な違いになっている程度でしょうか。ただ、コントラストはさすがとしか言いようがないですね。ただ、このレンズ「鷹の目」という別名の通り、ボケません。スナップ撮りにはいいのですがね。こうって改めて比べて分かることがあるんですね。RAW現像する時に、その辺もちょっと注意して設定しようと思います。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!