カテゴリ:映画、ドラマ
昨日は各地で集中豪雨、竜巻などがあったようですね。 皆様、大丈夫でしたでしょうか? こちらはこの夏一番の暑さでした。 自動車から焦げたようなにおいがしていました。心配です。 (^_^;) 一昨日久しぶりに、夫と二人で映画を観ました。 『白夜行』。 なぜ今更??でしょうが、夫が友人に借りたそうです。 (*^_^*) 原作は出版されたときに読んで、東野圭吾作品中、1,2位を争うくらい好きです。 ドラマ版は いきなりのネタバレとオリジナル要素に退きました。 キャスティングは良かったと思うのですが、 武田鉄矢が演じる刑事が暑苦しいし、原作のドライな感じが全くなく、 主役二人がウェットで別の話みたいでした。 勧善懲悪的なラストもちょっと。 本当に、別の話だと思えばそこそこ楽しめましたが。 (^o^) さて、この映画版。 かなり原作に忠実です。が、あの分厚い本を2時間ちょっとにまとめるなんて無理。 19年間の話ですから。 で、省いてある部分は、 ●雪穂、一度目の結婚とそれにまつわるエピソード。 ●亮司の違法なビジネス。 ●雪穂と亮司の資金繰り。(全部、違法行為だからでしょうか??) ●毒薬を用いたトリッキーな殺人の部分 などです。 主役の二人はイメージに合っていたと思います。 唐沢雪穂、もう少し色っぽい方がいいとは思いますが、 原作で何度も「猫」に例えられる雪穂。 猫娘のような堀北真希には合っていると思いました。 (原作のイメージだと若い頃の真行寺君枝?) 桐原亮司、外見の描写は少ないですが暗い印象が高良健吾にぴったり。 また、陰気でも女性には困っていなかったので魅力があるのだと思われます。 桐原亮司の母親はすごくきれいという設定でしたから。 そういえば西本(唐沢)雪穂の母は原作では美人という事になっているのに 映像化作品ではどれもくたびれた感じに演じられていて謎です。 原作ではあれがミスリードになるんですよ。 30代後半で色気のある美人女優なんて沢山いると思うのですが。 プロデューサー、ちゃんと仕事して下さい。 この映画で一番駄目だったのは船越英一郎が演じる刑事。 武田鉄矢もあれでしたが、うっとうしいです。 脚本家も監督も、主役二人の感情表現が殆どない、冷徹で巧緻な原作をどう思っているんでしょうか。。 所々がいいだけに残念な出来でした。 特に、他の映像化作品ではカットされている寺崎の存在がちゃんと描かれているのは○。 バブル期の風俗も見事に再現されていました。 ラストシーンはどうしてクリスマスにしなかったのかなあ。。。。。 原作のあの場面、きれいで切なくて残酷でいいんですけどね。 が、原作もドラマも知らない夫が珍しく「面白い」といっていました。(^_^;) (途中、何度も質問されましたけど。 そのたびにDVDを止めるのでこちらはいらいらしました。 (^_^;) ) 私は映画オリジナルの、二人の連絡方法に無理があると思ったのですが、 夫は納得していました。人それぞれですね-。 レビューでは酷評されていることが多いですが、そこまで悪くなかったです。 まあ、映画版をけなす人はドラマ版のファンということが多い様なので お察しします。原作ファンではないのね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.01.08 13:42:27
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