テーマ:西海国立公園(208)
カテゴリ:Goto Islands
ルルドは南フランス、スペイン国境に近い小さな町で、1858年その地の洞窟に聖母マリアが18回現れ、洞窟前の湧き出た霊泉で難病が治る奇跡が起きたと言われているカトリックの聖地です。
その後世界各地で、洞窟を模倣しマリア像を収めたルルドが造られる様になりました。 日本では1899年福江島南端の井持浦教会に南仏ルルドから聖マリア像が寄贈され、ルルドの洞窟が造られました。 1970年に訪問した時の写真は散失してしまい、残っていませんのは残念です。 上五島の教会群でも、近年になってルルドの洞窟を模し、聖マリア像を収めた洞窟が造られる様になりました。 特に鯛ノ浦教会では、洞窟に山の湧き水を引き込んだ設計が良く出来ていることで知られています。 此処のマリア像は愛くるしい少女像になっている様に思います。 国の重要文化財となっている頭ヶ島教会では、横にある窪地に収められ、「島の聖母」と名付けられています。 入江に映える木造の美しい教会として知られる中の浦教会にあるマリア像です。 家内の実家にあるマリア像は、シスターとなった親戚の方が置いて行ってくれたもの、「ルルドの聖水」も添えてありますので実際に南仏ルルド訪問した際に購入したものかも知れません。 私自身はルルドに行ったことがありません。 その洞窟にありますマリア像は、イタリア大理石名産地と知られるカララの大理石を使ったものと言われますので黒い瞳は入っていない様です。 一方、五島のルルドのマリア像は石膏製ですので優しい視線を感じることが出来ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.07 11:53:45
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