125859 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

わたしのNOT TOO LATE チェロ日記

わたしのNOT TOO LATE チェロ日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

HARAKUN

HARAKUN

カレンダー

お気に入りブログ

マコの部屋別館 マコ8896さん
チェロ初心者絵日記 mojiditinさん

コメント新着

通りすがり@ Re:駒の脚 かさ上げ(08/06) HARAKU様のやり方でOK!!!!! よくぞ…
HARAKUN@ Re:チェロに手を加えること(08/06) SKGさん 初めまして。 コメントありがと…
SKG@ チェロに手を加えること HARAKUNさん初めまして。 私はHARAKUN…
HARAKUN@ Re:無題(08/06) 匿名さん コメントありがとうございます…
匿名@ 無題 HARAKUN様のお考えに、私は反対で…

フリーページ

ニューストピックス

2006年09月08日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
ちょっと前まで、弓が上滑りしてしまって、弦を震わせることができないことに、おおいに悩んでいた。弓の張りの強さや、松脂の塗り具合を色々試してみたり、弾き始めに右手人差し指で弓を手前に引っ掛けるようにして、弦の振動のきっかけを作ろうとしたり・・・。

しかし最近はあまりそのことを意識しないで済むようになってきた気がする。スタカートでもない限り、弓で強い垂直方向の圧力を加えるのではなく、また弦を引っ掛けようとするのでもなく、柔らかくゆっくりと弓を動かし始めることがいいような感じがしている。特に弦が太くなるほど弓の初動をゆっくり目にしてやると、やや遅れて弦の鳴りが弓に追いついてくるような感覚がつかめてきたような気がするのだ。

最近ビブラートを意識的に練習するようになって、弓の上滑りを気にすることが一層少なくなってきた。ビブラートで音に表情をつけようとすると、自然と右手の弓もそれに呼応して押さえる強さや速さ、滑らせ方が変化してくる。弓だけに注意を集中しすぎない方がかえっていいような感じだ。

ところで、曲想の決め手になるフレーズをしっかり鳴らそうとするとき、ビブラートを併用すると、弓だけで強調しようとしていたときより、ずっと大きな音がでるような気がするのは、錯覚に過ぎないのだろうか? ビブラートを意識することが自然と弓の動きにもプラスに作用して、「さらに弦が鳴る」という結果を生むのかもしれない。

ビブラートをかける動作によって、その音を大切にしたいという奏者の気持ちが視覚に訴える形で聴き手に伝わる、そんな効果もたしかにあるだろう。

弓と弦が触れ合ってつくる動的平衡状態・・・、ボウイングは奥が深い。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年09月09日 00時41分54秒
コメント(2) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.