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きょうは秋分の日。いつもより早い夕方の時間帯にあったレッスンでは、お師匠さんから少々細かい表現上の注文が色々出てきた。予定していた1,2楽章が、譜面上の音だけは何とか追えるようになってきたのを受けて、曲づくりの領域に一歩踏み込んだということだろう。
もっともまだ暗譜までは到らず、細かいところの運指、運弓が頭に入っておらず、伴奏にあわせて一応止まらずに1,2楽章を通すことが出来るようになったところではあるが。 例えば場所によってはスタカートを極端なほど強調することや、速いテンポの中で特定の音を強調したいときに、弓の圧力によらずその音だけ弓を早くたくさん使って表現する方法など。また曲の流れの中で長調から短調へ移行するときの音色の変化、あるいはドルチェ、ストリンジェンドなど。一曲を仕上げて行く段階では色々な気配りが必要なのだな、と感じる。 ストリンジェンドStringendoなんて初耳であったが、何でも「だんだんせき込むように・・・」つう意味だそうで、要は「少々煽る、せきたてる」といった感じですな。ゴルターマンの楽譜の上には、結構このような表現のための指示が頻出する。 来週はお師匠さんの加わる弦楽四重奏団Krone String Quartetの第4回演奏会があるので、レッスンはお休み。もちろん聴きにゆくつもり。2週後のレッスンまでには、表現をつけながら暗譜を完璧に仕上げたいものだ。そして、引き続き第3楽章まで進むことになった。その譜よみもせねば。第3楽章もなかなか泣かせる旋律が目白押し。本当にこの曲はもう少し多くの人に知られてもいいと思う手ごろで美しい曲だ。お師匠さんにチェロリサイタルを開いてぜひこの曲もやってほしい旨を話しておいた。 そんなこんなで、今日のレッスンは充実していた。帰りに最近増築オープンしたデパートを冷やかしに行ったら、職場の同僚女性にばったり。デパートに新たに入ったテナントのソフトクリームでもなめようかと思っていたが、知っている人に目撃されそうな気配がしたので諦めて帰ることとした。 (下の写真は霧島、矢岳に大群生の見られるツクシミカエリソウ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月24日 01時21分15秒
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