昨日今日はお彼岸だがちょうど我が家のヒガンバナも満開になった。かといって墓参りに行くでなし、のんびりと過ごす。「ほとけホットケ」などという言葉もあったよな。隣家との境の伸びすぎた枝を剪定したり、カバープランツとしてはやしているヘデラが少々伸びすぎたところへ、無数のカイガラムシ(ツノロウムシ)が発生してしまったのを発見して、可及的に剥ぎ取る、などの作業を黙々とこなした。
午後は2時間半ほどサイレントチェロで(我が家の受験生がご在宅だったので)昨日の復習と、発表会で合奏する予定のAirことG線上のアリアの第4パート譜のおさらいをやった。なにか一番厄介なパートが割り当てられたような気もするが、低音で合いの手を入れるのはもともと好きなので、よしとしよう。ところでなぜG線上のアリアがAirと呼ばれるのか、私は知らないのである。
昨日のレッスンの復習の方はわりにうまくいった。譜を見ないでも何とか弾くことが出来るようになってきた。暗譜まであと一息だ。下手なりに少しはチェロで歌えるようになってきたかな? ただ暗譜で弾いているとだんだん運指・運弓が自己流に流れていってしまうので、時々譜面のチェックが必要となる。
そのあと、しばらく弾いていなかったバッハの無伴奏の1番の全曲と2番のプレリュードまで(暗譜で弾けるのはこれだけなのだ)を弾いてみた。時々なんでもないところで指がわからなくなり、記憶が薄れつつあることが判明。ヤバイ。せっかく覚えている曲はできるだけ維持していかなければもったいない。
(我が家でここだけに残った彼岸花)(以前はもっと多かった)