加圧式トレーニングの可能性
これから「加圧式トレーニング」は大きく飛躍する可能性を秘めています。トレーニングの分野に限らず、脳障害・高齢者へのリハビリです。筋肉(身体)を動かすと、筋肉の伸びなどを感じる感覚器の働きがあり、「これ以上縮まらない/これ以上伸びない」と感覚器の信号が脳に伝わります。自分の意思に関係なく、筋肉を動かすことで脳に刺激を与えることができるのです。これは脳梗塞などで不自由になった方が、介護士に「動かせてもらっているうちに、自分の意思で動かせるように回復した」などの例がたくさんあります。しかし今まではこの動かせるようになってから、ある程度の速さで動くようになるまでが大変でした。ある程度の速さで動くようになるまで費やしたリハビリ期間が、成長ホルモンを多く分泌するこのトレーニンで、飛躍的に短くなることでしょう。