カテゴリ:タイセツ ナ コトバ
その時、特に辞書を引くことなく 私はこう答えました。 「出不精」は、めんどくさくてあんまり外に出ないこと。 けど、外に出るのが嫌いな訳じゃない。 「引きこもり」は、何らかの原因があって 絶対に外に出たくない、と閉じこもってしまっていること。 辞書のたぐいを「おさる」がほとんど寮に持って行っていることもあるけど 子ども達が小さな頃から、コトバの意味を聞かれたときは よほどのことがない限り 「おかーちゃんはこう思うんだけど」と添えて そのコトバの使い方とともに、即答するようにしています。 とはいえ、今回はこれが正しい解釈なのか なんとな~く気になっていて さっき、旦那の電子辞書を借りて調べてみました。 使ったのは広辞苑第5版です。 その結果 「出不精」とは・・・ 外出をおっくうがること。また、そういう性分のこと。 そして「引きこもり」では掲載されていなくて 「引きこもる」が該当して・・・ 退いて内にこもる。外に出ないで閉じこもる。ひっこもる。 う~ん。「出不精」は私の解釈でよかったみたいだけど 「引きこもる」はどうもわかりにくくてスッキリせん と、いうわけで「引きこもり」でググったら こちらがヒットしました。 やっぱり、「引きこもり」というのは 「引きこもる」から派生した新語なんですね。 広辞苑第6版 これには掲載されているのかな? やっぱり欲しいなぁ~。 ・・・で、ジャイ子の解釈の結論としては 「出不精」については、ほぼ正しい解釈だったかな。 「引きこもり」については、外れてもいなかったけれど この「引きこもり」というコトバ、 何気なく使っていいコトバじゃないなぁ、と改めて思いました。 なんだか、どうしても外に出ることができずにいる人に対して 外から見ている人間が、 実際にその人の立場に立って考えたというよりは 外にいるまま、定義してしまっているような印象を このコトバの響きから、私は受けてしまっているから。 そういえば、小学生の頃 私は国語辞典を引くのが大好きでした。 姉が買ってもらった広辞苑を借りて コトバの意味を調べ そこに書いてある「意味」から受ける印象が ちょうど、今日のようにスッキリしなくて 「意味」を表現しているコトバの意味を スッキリするまでさらに調べる。 今思えば、小学生に そんな簡単に納得できるわけないんですけど(苦笑) その一連の作業ののち、自分なりに納得できたら それがとっても楽しくて 久々に『辞書を引く』という作業をしたら その頃の気持ちを、ふっと思い出したジャイ子なのでした。 更新をお休みしていた分まで 今日は怒濤の更新! お付き合いしてくださった方々、ありがとうございます♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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