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カテゴリ:オーディオ
1月下旬に
プリメインアンプを購入 YAMAHA A-S1200 その3 を書きました。その記事の最後の方に >DR-DAC2のヘッドホン出力の音が予想以上に良くなかったです(涙 >東京在住時にPCのサウンドカードのデジタル出力をDR-DAC2に入力してヘッドホンで聴いていた際はもっと高音質だったような気がするんだけどね~~。多分、これは高音質な音、Hi-Fiな音(High Fidelity 高忠実度)から長く離れていたので、DR-DAC2の音で十分満足したからじゃないのかなぁ~~と思っております。 と書きました。実は「DR-DAC2のヘッドホン出力が予想以上に良くなかった」のはこの機器の本来の性能が酷いのではなく、明らかに故障、不良だったからなんです。細かいことは忘れましたが、色んなチェック(測定器で諸特性を計測したわけでは勿論ありません 笑)の結果、明らかに不良状態だったんです。歪率が異様に高くて、かつカスレ気味の音だったんですな。 PioneerのDVDプレイヤー DV-585A(ヤフオクで売却済み)のデジタル出力をDA変換するDACとして1年間以上使ってた際にはヘッドホン出力をほぼ全く使用してませんでした。DACとしての基本性能に全く問題はありませんでした。ヘッドフォンを使わなかったのはbeyerdynamicのヘッドフォンはクローゼットの奥の方に押し込んであり、取り出すのがオオゴトだったのが理由です。ヘッドフォンで聴くこと自体もあまり好きでないし。 電車や新幹線内でiPhoneで音楽を聴く際に使用するイヤホンは2~3個持ってるんですが、イヤホンではあまりにも低音が出ないので自宅ではほとんど使いません。 DACとしては正常なのにヘッドフォンアンプ部だけが不調に何故なったのか原因は不明です。新しいCDプレイヤー(DENON製)は購入済みなので、DR.DAC2はDACとして使い場所がありません。まぁ、PCのデジタル音声・音楽出力をアナログ化するためのDACとしては使えるのですが、机周りが今でもゴチャゴチャしてるので(苦笑)、機器を増やしたくありません。また、PCのメイン音声はONKYO SE-200PCIという伝説の名器?を使ってるので、今の音で満足していますし。 長々ととりとめのない話を書いてますな。まぁ自身のための備忘録ですからしょーがない。 ということで、使い道がないDR.DAC2をヤフオクで準ジャンク品扱いで出品するつもりでいましたが、仕事が忙しくDAC機能が正常であることの再確認作業ができないので、出品できずにおりました。ようやく仕事も大方片付いたので昨日、動作確認を行いました。DAC機能の正常性とヘッドホンアンプ不良の再確認です。 ONKYO SE-200PCIの光デジタル出力をDR.DAC2に入力しDR.DAC2のRCA(アナログ)出力をPC用Powered SPのRCA端子に入力して、PC内のwaveファイルを再生しました。1時間程度の範囲ではDAC機能に異常はみあたらず。 ついでにDR.DAC2のRCA入力、RCA出力(回路的にはほぼスルーなのかな?)もチェックしましたが、問題ない。そうなら、ヘッドホン出力不良は入力側ではなく、ヘッドホンアンプの出力側に問題が発生してるんだろうな、と推察。 ![]() あ~~~、話の順番間違えた。DR.DAC2の光デジタル入力時にヘッドホンアンプの音質チェックしたんだった。先日購入したVICTORのStudio Monitorヘッドホンで聴いてみました。 あれ!! 特に問題ないじゃんか! 何故? いつのまにか自然治癒なのか(苦笑 上記のようにDAC経由でのヘッドホンアンプ出力に問題がなかったので、先に書いたRCAアナログ入力時のヘッドホンアンプ動作確認を行ったんでした(笑 結果、 何の問題もなし! 二ヶ月ほど静養させていたら自然治癒したのか?? ようわかりません。 YAMAHA A-S1200のRCA出力(REC出力)をDR.DAC2に入力してヘッドホンアンプを使おうという本来の目的に合致する状態じゃないか。エエデエエデ!! ということで、、、 以下の画像のようにケーブルを接続し、VICTORのStudio Monitorヘッドホンで色んなCDを聴いてみました。A-S1200のヘッドホンアンプ端子を使った場合とDR.DAC2を使った場合をジャックを差し替えて何度か比較しました。 ![]() ![]() 【結論】 ・DR.DAC2の方が元気がいい音という印象はあります。だけど、歪み率が高いのか何が原因か判りませんが、なんとなく音にザラツキがあります。意味不明の評価語かもしれませんが、私の印象はそういうもの。ドンシャリ(高音と低音を強調した再生特性)傾向がそういう印象を与えるのかもしれません。 ・Hi-Fi(High Fidelity)という観点ではA-S1200のヘッドホンアンプの方が高品質だと思います。決して高音質ではないのですが、許容の範囲です。DR.DAC2はDAC付きの製品で15年以上前に4万円くらいで買ったもの。A-S1200は現行の定価30万円弱のプリメインアンプ。ヘッドホンアンプ部にかけてるコスト、使用パーツ品質、技術の進歩等を勘案するとA-S1200の方が高音質であることは理にかなってるでしょう。 ・DR.DAC2を使いたいという動機の一つには、ヘッドホン使用時だけA-S1200にいちいちジャックを差し込む必要があるのが結構ウザイんですな。差し込んだままだとSPからは音が出ない仕様なので。最近のほとんどのアンプはそういう仕様なんでしょう。iPhoneでもそうだし・・・ ・結構大きな問題点は、DR.DAC2にはリモコンがありません。音量調節はボリュームツマミを直接回すしかありません。リモコンでの音量調整に慣れてしまってるので、結構面倒です(苦笑 ・余談気味ですが、ひと月ほど前にLUXMANのハイエンド・ヘッドホンンプ P-1u がメルカリに7万円ちょいで出品されてました。たしか2013年製造のもの。かなり強く興味を引かれ、購入も検討したのですが、このアンプもリモコンがない(苦笑)。 最大の問題点は図体があまりにもデカイことですな。高さは8cmほどですが、平面サイズは440mm×408mmとYAMAHA A-S1200と同等サイズです。デカすぎやろ! 狭小オーディオルーム(笑)兼寝室のオーディオラックにはこのヘッドホンアンプを収納する余裕がありません。SPの上に置いても結構横も奥もアンプがはみ出てしまいます。 そんなことを思案していたら売り切れちゃいました(笑 ・音質、リモコンで音量調整可能の点ではA-S1200の勝利です。DR.DAC2はヘッドホンジャックの抜き差し不要で勝利。音質が元気(だけど荒削り)なことは音楽の種類によっては、優位性があるかもしれません。 とりあえず、DR.DAC2をヤフオク売却するのはやめて、以下のような位置で鳴らせるようにしておこうかな、と思っています。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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