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ミニコミ 「志」

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しゅり@ Re:地平線の彼方から(05/13) 私も確か中学生の時に合唱コンクールで歌…
みほまま@ Re:地平線の彼方から(05/13) はじめまして。中学生の頃に学校の合唱コ…
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2010.08.13
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カテゴリ:教育
7月の終わりの3日間、企業派遣研修でロイヤルパークホテルにお世話になった。
40位の候補の中からの第一希望で決まった。

一流のホスピタリティを学ぶ。
企業の経営感覚を学ぶ。
人材育成のあり方を学ぶ。
 の3つを目的にした。

1日目営業・2日目客室管理・3日目営業企画と
3日間の研修をコーディネートしてくださり、
全く違う視点から企業のあり方を研修させていただくという点で、
わくわくした。

初日。
敏腕営業マンの一日に同行させていただけたという感動があった。
簡潔で無駄のない言葉遣い。
一度で顧客が納得する資料づくり。
会う人ごとに目標設定をし、それを達成していく。
顧客の背景を共有して一緒に考え、一歩先を提案する姿勢。
顧客のリサーチと種まき。
問い合わせに対して、安心感を与える応対。
名刺やお土産を渡す絶妙なタイミング。
そんな一切が勉強になった。

顧客の心をとらえる提案は、こちら側の論理ではなく、
顧客によりそい、ニーズとウォンツに的確に応えていくことだと感じた。
どちらかというと学校、教職員の論理で何事もすすめがちな学校現場であるけれども、
それぞれの顧客=生徒・保護者によりそい、ニーズとウォンツに
的確に応えていくことの大切さを学ばせていただいた。

2日目、客室を管理する若者たちの姿に感動した。
ホテル=接客と思いがちだが、全くお客様と接しない
「チェックアウトから次のチェックインまでの間」に動いている人たちが、
実はホテルの根底を支えているのだと言うことを実感した。
チェックアウト後の部屋の中を確認し、メイドさんに引き継いで
部屋の掃除をしてもらう。掃除が終わった部屋を確認して「売りに出す」。
(お客さんがはいってもいいよとフロントに連絡すること)
直接顧客と接しない裏側で、休む間もなく意欲的に課題をこなしていく
パワフルなエネルギーの中に、仕事に対する誇りを感じた。
そして「髪の毛一本さえ残さない」という信念が、
信頼となってホテル全体を支えているのだと理解した。
彼女達は、意外に孤独な作業の中で、清潔で整った場を創っていきます。
「場を清める」という感覚さえ感じました。
学校では教職員が生徒とともに環境づくりをしていくのだけれども、
ただきれいにする整頓するだけでなく、「場を清める」という意図をもって
整えていくことで、教室に良い空気が流れる学習環境を
創っていけるのだろうなと感じた。

3日目、営業企画。
いきなり昨年度の各部門の実績のデータを見せていただいた、
宿泊・レストラン・宴会のバランスや8つのレストランの売り上げ等・・・。
そして、広報・広告効果もモニタリングやクーポン券などの回収など様々な方法で
リサーチし、会社努力がどう実績に反映しているかを把握しているのもすごい。
さらに、販促イベントやCSR活動、チャリティ活動などでは、
会社内外に広くその意図を伝え、その実績を伝えている。

学校では、新たに中期学校経営方針と学校評価の連動した取り組みを始めた、
それをより前進させ、頂いた評価から戦略を練って学校経営の基盤にしていく必要性を感じた。
また評価を頂く場面は、あらゆる機会にもうける工夫が大切だ。

さらに教職員の努力が生徒たちにどう受け止められ、生徒の力に
結びついているかという点について、その努力と成果を客観的なデータとして
伝えていく必要性を感じた。
それだけでなく、ホテル経営を単独のホテルの利益として考えるのではなく、
チームMM21、チーム横浜の視点からとらえていることにも驚いた。

3日間、研修を受け入れてくださったロイヤルパークホテルには、大変感謝している。
この貴重な体験を今後の学校経営に生かしていきたいと思う。






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Last updated  2010.08.13 23:55:40
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