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カテゴリ:絵本
「おばあちゃんがいったのよ」
ジル・ペイトン ウォルシュ (著), ソフィー ウィリアムズ (イラスト), 遠藤 育枝 (翻訳) 内容(「MARC」データベースより) おばあちゃんが、お泊まりに来た時言ったの。 世界中のいたる所の山や谷や海や街や庭で見た、月あかりも星あかりも忘れはしないけど、あなたほど、かけがえのないものはどこにも居ないって。 おばあちゃん、だーいすき。 登場するおばあちゃんは何者? 冒険家? 旅行作家? 探検家? ともかく、世界中を飛び回っている活動的なおばあちゃん。 幼い孫にとっては、尊敬する偉大なおばあちゃんのはず。 そのおばあゃんが旅から帰ると、世界の様々な動物たちとの出会いの驚きや感動をお話してくれる。 そして必ず言う言葉は、 「でも、あなたほど〇〇ではなかったわ」。 「あなたほどかけがえのないものは、どこにもいない」と。 見たことのない様々な動物や冒険のお話を、孫はどんなにワクワクしながら聞いていたことでしょう。 おばあちゃんってすごいなーといつも思ったことでしょう。 そんなおはあちゃんにいつも、 「世界中のどこにも、あなたほどかけがえのない子はいないわ」 って言われた子は、どんなに嬉しく自分を大切な存在だと感じることが出来たでしょう。 そして、その喜びとおばあちゃんへの愛と尊敬をこめて、 「おばあちゃんが だーいすき」と答えるという日々。 そのような育ちをした子はきっと、好奇心にあふれ、自分も他人も大好きな人間に育つでしょう。 祖父母の仕事って、こんなことなのだろうなと思いながら読んだ絵本です。 そういえば、私の女の子の孫も幼いころ、(私から見たら)突然のように 「おばあちゃん、だーいすき」としがみついてくれたことがあります。 どんな場面だったのかはよくわからないのですが、 私も当たり前のように、「おばあちゃんも、〇〇ちゃんがだーいすきだよ」と答えながら、 本当に幸せな気持ちになったことを思い出します。 高校三年生になってしまった今は、もう抱きついても「大好き」ともいってくれないし、 そんな時間が幼い頃にあったことも忘れているでしょう。 でもきっと、孫の心の必須ビタミンのように生き残っているんじゃないかと思っています。 たしか、「だーいすき」でブログを書いたような気がすると探したら、ありました。 「だ~い好き!」 あの頃が懐かしいなー。 それにしても、よくこのブログも続いているものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年11月23日 09時06分31秒
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